2018年夏の10ギガビットイーサネット対応製品をまとめて確認

まとめ

2018年7月現在、一般ユーザーでもある程度容易に入手できると思われる10GbE対応製品の一部です。

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NIC(PCI Express・10GBASE-T)

2017年から2018年にかけてネットワーク機器メーカーやNASメーカーから相次いで発売されており、国内メーカーでもBUFFALO・I-O DATA・エレコムが製品を投入しています。

殆どの製品が

  • 1基のRJ-45端子
  • 10GBASE-Tに加えて5GBASE-T・2.5GBASE-T(IEEE 802.3bz)にも対応
  • PCI Express x4接続
  • Low Profile向けブラケット付属

という似通った構成であり、ヒートシンクの有無・形状や実売価格といった点に違いを見出すことができる程度です。

LGY-PCIE-MG(BUFFALO)

チップは公開されておらず製品の写真でもヒートシンクに覆われて確認できませんが、基板の形状を見る限りではTehuti Networks TN9710xの10GbE対応モデルであるTN9710P相当ではないかと思われます。

TN9710Pの場合、チップはMarvell 88X3310P(+Tehuti Networks TN4010)が搭載されています。

(参考:TN9710xのProduct Brief

ET10G-PCIE(I-O DATA)

こちらもチップは非公開ですが、基板形状とTehuti Networksのロゴが入ったチップが見られることからTehuti Networks TN9510相当と思われます。

TN9510の場合、チップはAquantia AQR105(+Tehuti Networks TN4010)が搭載されています。

EDB-10GMPE4T(エレコム)

メーカーサイトの基板画像が不鮮明ですが、こちらもLGY-PCIE-MGと同じくTN9710P相当ではないかと思われます。

EDB-10GMPE4T(NTT-X Store)

XG-C100C(ASUS)

発表時のプレスリリース内でAQC107を搭載していることが明記されています。

カードの大半を覆う、他の製品よりも大きいヒートシンクが特徴です。

概ね1万円台前半で入手でき、国内で正式に市販されている10GbE NICの中では最も安い部類に入ります。

ASUS製10GbE NICには「ROG」ブランドのROG Areion 10Gもありますが、こちらは国内で発売されていません。

QXG-10G1T(QNAP)

QNAPの製品ですが、対応環境には同社製NASの他にWindows/Linuxの記載もあります。

GbEX-PCIE(玄人志向)

メーカーサイトでAQR105+TN4010の構成であることが明記されています。

SD-PE410GL-1L(エアリア)

LREC6860BT(LR-LINK)

2018年夏より一部のショップで販売されている安価な製品です。

国内では株式会社アユートが代理店として販売中です。

LREC6860BT|LR-LINK|株式会社aiuto PCパーツ・周辺機器 総合代理店

X540-T2(Intel)

以前からAmazon.co.jpで販売されているIntel製NIC?です。

現在の価格は2万円台前半で落ち着いているようです。

NIC(PCI Express・10GBASE-R)

E10G15-F1(Synology)

  • チップ:不明
  • SFP+スロット:1基
  • 公式サイト:https://www.synology.com/ja-jp/products/E10G15-F1

SynologyのNAS専用とされているSFP+スロットを備えたNICです。

SFP+スロットを2基搭載するE10G17-F2も存在します。

スイッチ

徐々に価格が下落しているものの、4ポートで4万円台・8ポートで6~7万円前後・管理機能を持つスマートスイッチの場合はそれ以上といった状態です。

2017年以降に発売された製品では5GbE・2.5GbEにも対応するものが増えています。

XS505M・XS508M(NETGEAR)

NETGEAR製10GbEスイッチの内、管理機能を持たないアンマネージスイッチに属するモデルです。

価格はその分抑えられており、5ポート(RJ-45 x 4、SFP+ x 1)のXS505Mは概ね4万円台で4万円を切ることもあります。

XS505Mは4ポート、XS508MはSFP+スロットとのコンボを除く7ポートが5GbE・2.5GbEに対応します。

XS708T・XS712T(NETGEAR)

こちらは管理機能を備え、IPルーティングにも対応した「レイヤー2+ スマートスイッチ」です。

5GbE・2.5GbEには対応していません。

QSW-804-4C・QSW-1208-8C(QNAP)

主にNASで知られるQNAPが初めて投入した10GbE対応アンマネージスイッチです。

4基のSFP+スロットと4基又は8基のRJ-45/SFP+コンボポートを備え、RJ-45端子では5GbE・2.5GbEも利用できます。

BS-MP20シリーズ・BS-XP20シリーズ(BUFFALO)

BUFFALOが法人向けとして販売している製品です。

それぞれ8ポートモデルと12ポートモデルが存在し、BS-MP20シリーズは10GbEに加えて5GbE・2.5GbEにも対応します。

どちらもブラウザからの管理やVLAN・QoS制御に対応しています。

BSH-10G08(I-O DATA)

I-O DATAから今のところ1機種のみ発売されている10GbE・5GbE・2.5GbE対応スイッチです。

VLANには非対応となっています。

EHB-UT2A04F・EHB-UT2A08F(エレコム)

ルーター

一般のユーザーが購入可能な範囲で、WAN側端子が10GbEに対応しているルーターは今のところ存在しないに等しい状態のようです。

KDDIが3月から開始した上下最大10Gbpsの「auひかり ホーム10ギガ」ではWAN側・LAN側(1ポート)で10GbE・5GbE・2.5GbEに対応し、更にIEEE 802.11ax(Draft)にも対応したNECプラットフォームズ製のホームゲートウェイ「BL1000HW」が提供されていますが、当然ながら市販はされていません。

NETGEARのNighthawk X10 R9000が1基のSFP+スロットを備えていますが、あくまでもLAN側にNAS等を接続することを想定したものであり、WAN端子や他のLAN端子は1000BASE-Tまでの対応に留まっています。

NAS

QNAP

エントリーモデルではTS-431X2やTS-431X、TS-932Xが10GbEに対応しています。

(いずれも10GbEの端子はRJ-45ではなくSFP+です)

上位のモデルにはラックマウント型をメインとする多数の10GbE対応製品がありますが、個人での購入は設置環境や価格の面で難しいものとなってきます。

Synology

比較的安価な「Value」シリーズの中では、8ベイのDS1817が唯一標準で10GBASE-Tに対応し、4基の内2基のRJ-45端子で10GbEを利用できます。

この他、「Plus」シリーズのDS1517+はPCI Expressスロットに10GbE NICを装着して利用することが可能です。

ASUSTOR

3万円台から入手可能なAS4002Tが10GBASE-Tに対応しており、他のNASキットに比べると安価に10GbE環境を構築できます。

BUFFALO

個人向け製品は上位モデルでも1000BASE-Tまでの対応で、10GbEを利用できるのはTS5210DNシリーズのような法人向けの一部モデルに限られます。

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