
Aeonsemiは2026年5月27日、Ethernet PHY「AS22010P」および「AS22010J」を発表しました。すでにサンプルや評価ボード、量産品が利用可能な状態とされています。
2nd Generation Single-Port 10GBASE-T PHY - Aeonsemi(AS22010P)
2nd Generation Single-Port 10GBASE-T PHY - Aeonsemi(AS22010J)
AS22010PおよびAS22010Jは10GBASE-T/5GBASE-T/2.5GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TXをサポートするシングルポート用Ethernet PHYです。
Aeonsemiが展開するEthernet PHY製品群「ChronoPHY」の第2世代に位置付けられ、100mの距離で10GBASE-T通信を行う際の典型消費電力が第1世代に比べて40%軽減されたことでファンレスの無線LANアクセスポイントやNAS、多数のポートを備えるスイッチを構成可能と謳われています。ただしどちらの世代も消費電力の具体的な値は示されていません。
両モデルともIEEE 1588v2 PTP(Precision Time Protocol)に対応するほか、AS22010JではEthernetを介して機器間でクロックを同期するSyncE(Synchronous Ethernet)が利用可能です。
第1世代のChronoPHYを搭載する製品としてはBanana Pi BPI-R4 Proが存在し、SoCのMediaTek MT7988A(Filogic 880)とスイッチのMaxLinear MxL86252Cが備えるUSXGMIIから10GBASE-TとSFP+のコンボポートを実装するためにAS21010Pが用いられていることが回路図から確認できます。

