ASRock、N250搭載のファンレスマザーボード「N250M/D5」を発表

2026年6月1日現在、ASRockのウェブサイトで「N250M/D5」の製品情報ページが公開されています。価格や発売時期などは同日時点で明らかになっていません。

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N250M/D5はプロセッサとしてIntel Processor N250を搭載し、プロセッサ上にヒートシンクが装着されているMicro-ATXフォームファクタのマザーボードです。PBP(Processor Base Power)が6Wとファンによる冷却を必要としない省電力なプロセッサを搭載することで、静音性の高いマシンの構築に向いた製品となっています。

搭載プロセッサのIntel Processor N250は"Twin Lake"世代の製品として2025年に投入されました。ASRockが過去に発売した同一フォームファクタのN100M(およびMini-ITXのN100DC-ITX)に搭載されていた"Alder Lake-N"のIntel Processor N100とは世代こそ異なるものの概ね同等の構成であり、"Gracemont"アーキテクチャの4コア/4スレッドCPUとIntel Graphics iGPUが含まれています。ただしN250はCPU・GPUともN100に比べて動作周波数が高く、さらにGPUのEU数が24基から32基に変更されているため、わずかながらパフォーマンスの向上が見込めます。

ASRock N250M/D5のブロックダイアグラム
https://download.asrock.com/Manual/N250MD5_Japanese.pdf

RAMはN100MのDDR4 DIMMに代えてDDR5 DIMMをサポートし、Intelの公称仕様である16GBを超えた最大64GBまでのDDR5-4800モジュールが1基装着可能です。ストレージ用のインターフェースはPCI Express 3.0 x2対応のM.2 SSDスロット(M.2 2242/2260/2280形状)を1基、SATA端子を2基備えています。拡張スロットはPCI Express 3.0 x2スロット(x16形状)とPCI Express 3.0 x1スロットが各1基存在します。

有線LANインターフェースはN100Mと同じくRealtek RTL8111Hを用いた1000BASE-T対応端子が1基利用可能です。無線LAN/Bluetoothモジュール用にM.2 Key Eスロットを1基備える点もN100Mと変わりませんが、CNVio/CNVio2に対応するIntel製CRF(Companion RF)モジュールのみ利用可能であったN100Mに対し、N250M/D5ではPCIe x1スロットとレーンを共有する形でPCI Expressにも対応したため、PCIe/USB接続のモジュールも利用できるようになりました。

背面I/Oおよびマザーボード上のインターフェースは以下の通りです。

  • 背面I/O
    • USB 3.2 Gen 2 Type-C端子×1(TCSS経由)
    • USB 3.2 Gen 1 Standard-A端子×2(PCH/ASM1074経由)
    • USB 2.0 Standard-A端子×4(PCH経由)
    • PS/2端子×1
    • HDMI端子×1
    • DisplayPort 1.4端子×1
    • D-Sub端子×1
    • 3.5mm音声端子×3
    • RJ-45端子×1
  • マザーボード上
    • 4-pinファンコネクタ(ケースファン)×2
    • USB 3.2 Gen 1ピンヘッダ×1(PCH/ASM1074経由)
    • USB 2.0ピンヘッダ×2(PCH経由)
    • フロントパネルピンヘッダ×1
    • フロントオーディオピンヘッダ×1
    • シャーシ侵入検出/スピーカーピンヘッダ×1
    • SPI TPMピンヘッダ×1
    • ATX 24-pin電源端子×1
    • POSTステータスチェッカー