
ASUS JAPAN株式会社は2026年5月21日、マザーボード「ROG CROSSHAIR X870E GLACIAL」を発表しました。代理店の株式会社アユートが公開している市場想定価格は259,800円(税込)で2026年5月22日に発売される予定です。
ROG CROSSHAIR X870E GLACIALはチップセットとしてAMD X870E("Promontory 21"×2)を搭載し、Ryzen 9000シリーズ("Granite Ridge")・Ryzen 7000シリーズ("Raphael")およびRyzen 8000シリーズ("Phoenix"・"Phoenix 2")のプロセッサを装着可能なE-ATXフォームファクタのマザーボードです。既存のROG CROSSHAIR X870E EXTREME同様、ASUSのSocket AM5マザーボードにおける最上位モデルであり、オーバークロックを想定した各種機能が盛り込まれています。

RAMはDDR5 DIMMを最大4枚装着でき、64GBモジュールを4枚使用することにより最大256GBまでの搭載が可能です。付属品にはメモリの冷却に特化した小型ファン「ROG Memory Q-Fan」が含まれており、必要に応じて冷却性能を増強できます。Dual BIOS構成のBIOS ROMはROG CROSSHAIR X870E EXTREMEの1基あたり32MBから64MBに倍増され、将来登場するAM5プロセッサと長期にわたって互換性を確保することが可能と謳われています。
PCI ExpressスロットはPCI Express 5.0 x16対応スロットと通常はカバーに覆われるPCI Express 5.0 x8対応(x16形状)スロットが各1基存在し、Ryzen 9000/7000シリーズの場合はプロセッサが備えるPCI Express 5.0 16レーンを8レーン×2に分割して使用可能です。レーン分割を行わない場合やRyzen 8000シリーズの場合はPCI Express 3.0 x4での動作となります。
ストレージ用のM.2スロットはマザーボード上に3基、付属のROG Hyper M.2 CardとROG Q-DIMM.2 Card上に各2基存在し、必要なレーン数を確保できるRyzen 9000/7000シリーズであれば最大7基のM.2 SSD(うち4基はプロセッサとのPCI Express 5.0接続、3基はチップセットとのPCI Express 4.0接続)を取付可能です。また、M.2スロットのほかにSATA端子が4基存在します。ROG CROSSHAIR X870E EXTREMEに備わっていたSlimSAS端子は存在しません。
有線LANインターフェースはRealtek製チップセットを用いた10GBASE-T対応端子が2基備わっています。型番は明示されていませんが、条件を満たす製品が他に存在しないことからRealtek RTL8127が搭載されているものと思われます。無線LAN/BluetoothモジュールはMediaTek MT7927(Filogic 380)が搭載され、6GHz帯でWi-Fi 7(IEEE 802.11be)による320MHz幅の通信を行えます。アンテナ端子はケーブルの脱着を簡単に行える「Q-Antenna」仕様です。
背面I/Oおよびマザーボード上のインターフェースは以下の通りです。
- 背面I/O
- USB4 Type-C端子×2
- USB 10Gbps Type-C端子×4
- USB 10Gbps Standard-A端子×8
- 3.5mm音声端子×2
- S/PDIF音声出力端子×1
- RJ-45端子×2
- Q-Antenna端子×2
- BIOS FlashBackボタン
- Clear CMOSボタン
- マザーボード上
- 4-pinファンコネクタ(CPUファン)×2
- 4-pinファンコネクタ(ケースファン)×2
- 4-pinファンコネクタ(AIOラジエーター)×2
- 4-pinファンコネクタ(水冷ポンプ)×2
- 4-pinファンコネクタ(エクストラフロー)×1
- AIO Q-Connector×1
- DIMM.2スロット×1
- USB Type-C内部端子(USB 10Gbps・USB PD 60W対応)×1
- USB Type-C内部端子(USB 10Gbps対応)×1
- USB 5Gbpsピンヘッダ×2
- USB 2.0ピンヘッダ×3
- 6-pinアドレサブルRGBピンヘッダ×1
- 3-pinアドレサブルRGBピンヘッダ×2
- フロントパネルピンヘッダ×1
- フロントオーディオピンヘッダ×1
- 温度センサーピンヘッダ×1
- ATX 24-pin電源端子×1
- 8-pin電源端子(CPU)×2
- PCIe 8-pin電源端子(フロントUSB Type-C端子でUSB PDを使用する場合に接続)×1
- SATA端子×4
- Startボタン
- Safe Bootボタン
- FlexKey
- BCLK+/-ボタン
- LN2モードジャンパー
- ProbeIt計測ポイント×12
- BIOSスイッチ
- Alteration PCIe Modeスイッチ

