
ASUSTOR Inc.は2026年4月29日、2026年6月に台湾で開催される「COMPUTEX TAIPEI 2026」への出展が予定されている「Flashstor Gen3」の概要を公開しました。
ASUSTOR、Computex 2026 に出展 ― ローカルAI、USB4 ネットワーク、拡張ユニット、そして 24 ベイモデル | ASUSTOR Inc.
Flashstor Gen3はM.2 NVMe SSDのみを搭載することで高速なストレージを構築できるオールフラッシュNASで、これまでのFLASHSTORシリーズと同じく6ベイモデルの「Flashstor 6 Gen3」、12ベイモデルの「Flashstor 12 Pro Gen3」が含まれます。
現行のFLASHSTOR Gen2シリーズには組み込み向けのAMD Ryzen Embedded V3C14("Rembrandt"・4コア/8スレッド・ベース2.3GHz/ブースト3.8GHz・GPUなし)が搭載されていたのに対し、Flashstor Gen3は主にラップトップや小型PC向けのRyzen 5 PRO 8640U("Hawk Point"・6コア/12スレッド・ベース3.5GHz/ブースト4.8GHz・Radeon 760M)を搭載しています。"Zen 4"アーキテクチャへの移行とコア数の増加によるパフォーマンス向上が見込まれるほか、Ryzen 5 PRO 8640Uが内包する最大16TOPSのNPUを用い、画像認識やデータ分類といったAI関連機能をローカル環境で実行可能とされています。
外部接続インターフェースはFLASHSTOR Gen2と同じくUSB4 Type-C端子を備えていますが、FLASHSTOR Gen2のUSB4がRyzen Embedded V3000の仕様により外部ストレージとの接続のみを可能としていたのに対し、Flashstor Gen3ではUSB4ネットワーキングがサポートされ、USB4対応のホストとFlashstor Gen3を接続することで10ギガビットイーサネットを上回る帯域を確保可能になったようです。このほか通常のEthernet接続にも対応していると思われますが詳細は未公開です。
また、8CUのRadeon 760M GPUを含むRyzen 5 PRO 8640Uの採用に伴い、初代FLASHSTORシリーズに搭載されていたHDMI端子が復活しています。外部ディスプレイを接続することで「ASUSTOR Portal」経由でNAS内コンテンツの視聴やウェブサイトへのアクセスが可能なほか、ADM(ASUSTOR Data Master)以外のOSを導入した際にも利用できるとのことです。

