Beelink、"Wildcat Lake"搭載のミニPC3機種を公開 全モデルが10GbE/USB4対応

https://www.bee-link.com/blogs/all/beelink-unveils-the-wildcat-lake-product-lineup-intel-18a-ignites-a-new-era-for-low-power-mini-pcs

Beelinkは2026年5月27日、Intelの"Wildcat Lake"プロセッサを搭載するミニPC3機種の概要を公開しました。具体的な価格や発売時期などは同日時点で明らかになっていません。

Beelink Unveils the Wildcat Lake Product Lineup: Intel 18A Ignites a New Era for Low-Power Mini PCs

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今回存在が明らかになったのは「EQ mini」・「EQi」・「ME Pro-2」の3機種で、いずれも"Wildcat Lake"(Intel Core Series 3)のエントリーモデルであるIntel Core 3 304を搭載しています。

"Wildcat Lake"のCPU部分には上位モデルの"Panther Lake"(Core Ultra Series 3)と同じく"Cougar Cove"アーキテクチャのP-Coreと"Darkmont"アーキテクチャのLP E-Coreが用いられていますが、安価なラップトップやエッジデバイスへの搭載を想定しコア数を減らした構成となっているのが特徴です。Core 3 304はP-Coreを1基、LP E-Coreを4基搭載した5コア/5スレッド構成で、"Wildcat Lake"の中で最もコア数の少ないモデルとなっています。動作周波数はP-Coreがベース1.5GHz/ターボ4.3GHz、LP E-Coreがベース1.4GHz/ターボ3.3GHzです。

GPU部分は1基の"Xe3"コアから成るIntel Graphicsで動作周波数は最大2.3GHz、INT8の処理性能は最大9TOPSとされています。また、CPU/GPUに加えて最大15TOPS(INT8)の処理性能を持つNPUが存在します。

インターフェースの拡張に用いられるPCI Expressは4.0に対応し、Flexible High Speed I/O(HSIO)から最大6レーンを割り当て可能です。より多くのレーン数を必要とする場合は2レーンを用いてMicrochip PCI1008を接続することでPCI Express 3.0を最大12レーン利用できることがIntelの資料に記載されています。


EQ miniは今回公開された3機種の中で最もコンパクトなモデルであり、筐体サイズはW112×D112×H37mmと現行製品のEQ14(W126×D126×H39mm)よりも小さくなっています。RAMはLPDDR5のみをサポートしストレージは2基のPCI Express 4.0対応M.2 SSDを装着可能で、電源は45Wのものが本体に内蔵されています。

EQiはLPDDR5とDDR5の両方に対応するとされ、W126×D126×H44.2mmの筐体に85Wの電源が内蔵されています。

ME Pro-2は2025年に発売されたME Proと同じ筐体が用いられていると見られ、1基のM.2 SSDと2基の3.5インチHDDを搭載しNASとしての運用が可能です。メモリはDDR5に対応し、電源は外部の120W電源アダプタから供給されます。ME Proはマザーボード部を入れ替えることでシステムのアップグレードが可能な構造ですが、ME Pro-2相当のマザーボードの単体販売が行われるかは定かではありません。

全モデル共通の特徴として2基のUSB4端子と1基の10GbE端子を備える点が挙げられており、さらにEQ miniを除く2機種は2.5GbE端子を追加したデュアルLAN構成となっています。"Wildcat Lake"はCNVio3をサポートしWi-Fi 7(IEEE 802.11be)およびBluetooth 6.0への対応が可能なものの、これら3モデルが備える無線LAN/Bluetoothインターフェースの詳細は未公開です。

また、全モデルとも"Wildcat Lake"がネイティブ対応しているUFS 3.1を用いたストレージの記載があり、SSDとは別のストレージとして利用できるものと思われます。