4基のM.2 SSDを搭載できるデュアル10GbEのRyzenベアボーンが7万円台から販売中

2026年8月2日現在、AliExpressの「TOPTON COMPUTER Store」にてBKHD(倍控)のベアボーンキット「H16-FP7N4L」が販売されています。同日時点の価格はRyzen 5 7640HS搭載モデルが73,394円、Ryzen 7 8845HS搭載モデルが91,743円で、追加料金を支払うことでRAM・SSDとの同時購入も可能です。

倍控工控 H16-FP7N4L 无风扇边缘计算设备|搭载AMD Ryzen 7000/8000处理器|双10Gb和双 2.5Gb 网口|4个NVMe SSD插槽

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H16-FP7N4LはAMDのラップトップ向けプロセッサを搭載し、複数基のM.2スロットとマルチギガビットイーサネット対応端子を備えるベアボーンキットです。筐体天面をフィン状の構造とし、周囲のエアフローの確保を前提にファンレスでの運用が可能な構造ですが、基板上と背面には各1基の4-pinファン端子が設けられており、必要に応じてアクティブ冷却用のファンを追加することもできます。

プロセッサはAMD Ryzen 5 7640HS("Phoenix")とRyzen 7 8845HS("Hawk Point")から選択できます。CPU・GPUのアーキテクチャやインターフェースは概ね共通ですが、コア数や動作周波数の差により処理性能に違いが生じています。

Ryzen 5 7640HSRyzen 7 8845HS
CPU"Zen 4" 6コア/12スレッド
ベース4.3GHz/ブースト5GHz
"Zen 4" 8コア/16スレッド
ベース3.8GHz/ブースト5.1GHz
GPURadeon 760M
"RDNA 3" 8コア
最大2.6GHz
Radeon 780M
"RDNA 3" 12コア
最大2.7GHz

RAMはDDR5-5600をサポートし、2基のSO-DIMMスロットを用いて最大64GBまでの拡張が可能です。ストレージ用のM.2スロットは4基設けられており、うち1基はPCI Express x4、残る3基はPCI Express x2接続のM.2 NVMe SSD(M.2 2280形状のみ)を装着できます。SATAストレージには対応していません。

有線LANインターフェースは10GBASE-T対応端子と2.5GBASE-T対応端子を各2基備え、それぞれコントローラーとしてMarvell AQC113とIntel I226-Vが用いられています。標準状態では無線LANおよびBluetoothには対応していませんが、マザーボード上には無線モジュールを装着するM.2 Key Eスロットが存在し、筐体にもアンテナ用の開口部が確保されています。加えてM.2 Key Bスロット(M.2 3052対応)とSIMカードスロットも実装されており、無線WANの追加も可能な構造です。

本体前面にはOCuLink端子が1基存在し、eGPUや外部ストレージなどの機器をPCI Express x4で接続可能です。USB4 Type-C端子も前面と背面に各1基設けられており、HDMI端子およびDisplayPort端子と合わせて最大3画面までの映像出力に対応しています。そのほかの外部接続インターフェース類は以下のような構成です。

  • 本体前面
    • OCuLink端子×1
    • USB4 Type-C端子×1(映像出力対応)
    • USB 10Gbps Standard-A端子×2
    • 3.5mmオーディオ端子×1
    • 電源ボタン×1
    • リセットボタン×1
    • microSDカードスロット×1
    • SIMカードスロット×1
    • 4-pinファンコネクタ×1
  • 本体背面
    • USB4 Type-C端子×1(映像出力対応)
    • USB 10Gbps Standard-A端子×2
    • HDMI端子×1
    • DisplayPort端子×1
    • 10GBASE-T対応RJ-45端子×2
    • 2.5GBASE-T対応RJ-45端子×2
    • DC電源端子×1

サイズは200×130×54mm、重量は約1.15kgです。