
2026年5月21日現在、GL.iNetの公式サイトで「Comet X」(GL-RM4PE)の製品概要が公開されています。同日時点ではメールアドレスを登録することで新しい情報の通知を受けられる状態であり、価格や発売時期などは明らかになっていません。
Comet X (GL-RM4PE) | Quad-Port Remote KVM with PoE Support - GL.iNet
Comet Xは同じ環境に設置されたPCやサーバーをネットワーク経由で他の機器から操作可能にするリモートKVMです。Comet Pro(GL-RM10)やComet PoE(GL-RM1PE)といった従来のCometシリーズが1台につき1台のマシンを操作できる構成であったのに対し、Comet Xは筐体の大型化と引き替えに複数の映像入力・USBインターフェースを備え、1台のComet Xに最大4台のマシンを接続・操作できるのが特徴です。

他のマシンと接続するインターフェースはUSB 2.0 Type-C端子とHDMI端子が背面に各4基設けられています。Comet Xに接続するためのUSB 2.0 Standard-A端子は前面に3基、背面に4基の計7基が配置され、背面にはこれらに加えて映像出力用のHDMI端子(4K/30Hzパススルー対応)が1基存在します。
ネットワークインターフェースは1000BASE-T対応のRJ-45端子が1基存在し、PoE+(IEEE 802.3at)もしくはPoE(IEEE 802.3af)による給電で動作します。PoEが利用できない環境であってもUSB Type-C端子に5V/3Aの給電を行うことで運用できるようです。Comet ProやComet 5G(GL-RM10RC)と異なり無線LANには対応していません。
OSはLinux Kernel 6.1ベース、プロセッサはArm Cortexシリーズ 4コア、RAMはDDR3L 1GBと従来のCometシリーズから大きな変更は加えられていません。内蔵ストレージはComet 5Gと同じく64GBのeMMCが搭載されており、接続先マシンとのファイル共有などに利用可能です。
筐体サイズはW170×D90×H40mm、重量は560gです。19インチラックおよび10インチラックへの装着に対応し、両サイズに合わせたラックマウント用ブラケットが付属するとされています。

