
2026年5月27日現在、GL.iNetの公式サイトで「Flint 4」(GL-BE14000)の製品情報が公開されています。同日時点では価格や発売時期などは明らかになっておらず、メールアドレスを登録することで新着情報の通知を受けられる状態です。
GL-BE14000 / Flint 4 - GL.iNet
Flint 4は6GHz帯でWi-Fi 7(IEEE 802.11be)による最大8,646Mbps、5GHz帯で最大4,323Mbps、2.4GHz帯で最大688Mbpsの通信に対応するトライバンド「BE14000」クラスの製品です。GL.iNetが展開する無線LANルーター製品群のうち、家庭での据え置き運用を前提に大型の外部アンテナを備える「Flint」シリーズに属します。
有線インターフェースは10GbE対応のSFP+スロットを1基、10GBASE-T対応端子を1基、2.5GBASE-T対応端子を4基、1000BASE-T対応端子を4基備えています。Flint 3(GL-BE9300)の2.5GBASE-T×5から端子数が大きく増加し、別途スイッチを用意することなく多数の有線デバイスを接続できます。ただしCES 2026への出展時にはSFP+スロットと10GBASE-T端子はコンボ(排他仕様)とされていたことから、製品版でも仕様に変更がなければどちらか一方のみを利用できる構成の可能性があります。また、この他にUSB 3.0対応のUSB Type-C端子とStandard-A端子が各1基存在します。
CPUはArm Cortex-A73 4コア 1.8GHz(MediaTek製)、RAMはDDR4 1GB、ストレージはeMMC 64GBの構成です。具体的なSoC名は非公開ですが、コアの仕様よりMediaTek Filogic 880(MT7988A)が搭載されていると考えられます。また、無線インターフェースについても「BE14000」構成を可能にするMediaTek製品としてMT7995AVが存在し、Banana Pi BPI-R4-NIC-BE14やASUS ZenWiFi BT8 / RT-BE14000における採用が確認できます。
機能面では他のGL.iNet製ルーターと同じくVPNサーバー/クライアント機能を備え、WireGuardもしくはDCO(Data Channel Offload)が有効なOpenVPN利用時のスループットはこれまでのGL.iNet製品で最速となる最大1.5Gbpsに達すると謳われています。また、天面には2.4インチのタッチ操作対応ディスプレイが存在し、状態の確認や一部設定の変更をルーター単体で行えます。
筐体サイズは266×160×60mm、重量は1.3kg、消費電力は25W未満(USB端子から外部機器へ給電を行う場合は45W未満)です。

