GMKtec、Ryzen AI 9 HX 470にアップグレードされた「EVO-X1 Pro」の64GB RAMモデルを20万円台で発売

2026年7月29日現在、GMKtecの公式サイトでミニPC「EVO-X1 Pro」の販売が開始されています。同日時点の日本円価格は64GB RAM + 1TB SSDモデルが251,999円、64GB RAM + 2TB SSDモデルが278,799円です。

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EVO-X1 ProはプロセッサとしてAMD Ryzen AI 9 HX 470を搭載し、Windows 11 ProがプリインストールされたミニPCです。GMKtecのハイエンドラインである「EVO」のうちAMD製プロセッサを搭載するEVO-Xシリーズに属し、2025年に発売されたEVO-X1から一部仕様を変更したモデルとなっています。

搭載プロセッサのRyzen AI 9 HX 470は2026年に発表された"Gorgon Point"世代の製品で、4基の"Zen 5"コア(最大5.2GHz)と8基の"Zen 5c"コア(最大3.3GHz)から成る計12コア/24スレッドのCPU、"RDNA 3.5"アーキテクチャのRadeon 890M GPU(16CU・最大3.1GHz)、最大55TOPSの処理性能を持つ"XDNA 2"アーキテクチャのNPUを含んでいます。アーキテクチャやコア数といった基本的な構造はEVO-X1に搭載されていたRyzen AI 9 HX 370("Strix Point")と変わりませんが、動作周波数が引き上げられたことでパフォーマンスがわずかに向上しています。

RAMは64GBのLPDDR5-6400がオンボードで実装されており、ユーザーによる換装・拡張は行えません。GMKtec公式サイトの仕様によるとEVO-X1のRAM規格は32GBモデルがLPDDR5X-7500、64GBモデルがLPDDR5X-8500のため、RAMの速度についてはEVO-X1よりも低下した形です。ストレージはPCI Express 4.0 x4接続のM.2 2280 SSDを最大2枚まで装着でき、GMKtec公式サイトで販売されている構成では1TBもしくは2TBのSSDが装着済みです。

有線LANインターフェースはEVO-X1と同じく2.5GBASE-T対応のRJ-45端子を2基備え、どちらにもコントローラーとしてIntel I226-Vが用いられています。無線LAN/BluetoothモジュールはAMD RZ717(MediaTek Filogic 360)が搭載されており、Wi-Fi 7(IEEE 802.11be)とBluetooth 5.4に対応しています。

本体前面にはOCuLink端子が1基存在し、内蔵のRadeon 890Mよりも処理能力の高いGPUを必要とする際にはOCuLink対応のeGPUをPCI Express 4.0 x4で接続可能です。前面にはOCuLink端子のほかにUSB4 Type-C端子も設けられており、背面のHDMI端子およびDisplayPort端子と合わせてEVO-X1 Pro単体でも最大3画面の映像出力を行えます。そのほか外部接続インターフェイス類は以下のような構成です。

  • 本体前面
    • OCuLink端子×1
    • USB4 Type-C端子×1(映像出力・USB PD対応)
    • USB 10Gbps(USB 3.2 Gen 2)Standard-A端子×2
    • 3.5mmオーディオ端子×1
    • 電源ボタン×1
    • リセットボタン×1
  • 本体背面
    • USB 10Gbps(USB 3.2 Gen 2)Standard-A端子×2
    • HDMI 2.1端子×1
    • DisplayPort 2.1端子×1
    • 2.5GBASE-T対応RJ-45端子×2
    • DC電源端子×1
    • セキュリティロックスロット×1

筐体サイズは107×111×63mm、重量は約590gです。