Ryzen AI Max+ 395搭載ミニPC「EVO-X3」の価格が判明、128GB+2TBモデルで50万円台から

https://jp.gmktec.com/products/gmktec-evo-x3-amd-ryzen%E2%84%A2-ai-max-395-%E3%83%9F%E3%83%8Bpc?variant=47905053212724

2026年6月22日現在、GMKtekの公式サイトでミニPC「EVO-X3」の予約注文受付が開始されています。同日時点の価格は128GB RAM + 2TB SSDモデルが576,576円128GB RAM + 4TB SSDモデルが616,456円(いずれも税込)で、2026年7月6日より販売が開始される予定です。

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EVO-X3はプロセッサとして16コアのCPUと40CUのGPUが統合されたAMD Ryzen AI Max+ 395を搭載し、大容量のLPDDR5XメモリをメインメモリおよびVRAMとして共有することでローカル環境でのLLM(大規模言語モデル)の実行を可能にするミニPCです。GMktecの製品情報では「AI Workstation」や「デスクトップAIスーパーコンピューティングセンター」と銘打たれています。

Ryzen AI Max+ 395は"Zen 5"アーキテクチャのCPU(16コア/32スレッド・ベース3GHz/ブースト5.1GHz)と"RDNA 3.5"アーキテクチャのRadeon 8060S GPU(40CU・最大2.9GHz)を組み合わせた"Strix Halo"世代のAPUです。LPDDR5XメモリをCPUとGPUが共有する構造のため通常のdGPUに比べて大容量のVRAMを確保しやすいこと、ミニPCに用いられる一般的なラップトップ向けプロセッサに比べてGPU性能が高いことからAI用途への適性を謳うミニPCで多く採用されており、GMKtecからもEVO-X3の前世代である「EVO-X2」が2025年に発売されています。同一のプロセッサが搭載されているため、EVO-X2とEVO-X3の間に明確な処理性能の違いはありません。

メモリは"Strix Halo"がサポートする最大容量である128GB分のLPDDR5X-8000が搭載されています。ユーザーによる拡張・換装は行えず、より容量が少ないバリアントも2026年6月時点では存在しません。ストレージはPCI Express 4.0 x4接続のM.2 2280 SSDを2基装着でき、2TBもしくは4TBのSSDが含まれています。

EVO-X2からの変更点としてEVO-X3にはPCI Express 4.0 x4に対応するOCuLink端子が1基搭載され、OCuLink経由で外部GPUを接続しての運用が可能となっています。有線LAN端子を含むその他の外部接続インターフェースの詳細は明らかになっておらず、40Gbpsの通信に対応するUSB4 Type-C端子が存在すること、USB4端子とHDMI 2.1端子を用いて最大2画面の映像出力を行えることのみが公表されています。無線LAN/BluetoothモジュールはAMD RZ717=MediaTek Filogic 360(MT7925B22M)を搭載し、最大2.9Gbps(2ストリーム/160MHz/4096QAM)のWi-Fi 7(IEEE 802.11be)およびBluetooth 5.4に対応しています。

筐体デザインはEVO-X2から大きく変更され、スタンドによる縦置きが前提と思われる厚さ41mmの金属製筐体となりました。表裏両面と背面の外部接続端子付近には開口部が設けられ、内蔵された3基のファンによるアクティブ冷却を行う構造です。