
MINISFORUMは2026年9月4日、「MS-S1 MAX-P495」の概要を公開しました。価格や発売時期は同日時点で明らかになっておらず、居住地域とメールアドレスを登録することで新情報の通知を受けられる状態です。なお、価格については"$7???"の表記があり、?の数と桁数が一致していれば7,000USD(約1,092,150円)台で発売されることが考えられます。
MINISFORUM MS-S1 MAX P495 AI Workstation | Ryzen AI Max+ PRO 495 & 131 TOPS – Minisforum
MS-S1 MAX P495はAMD Ryzen AI Max+ PRO 495を搭載し、大容量のLPDDR5XをメインメモリのほかVRAMとして割り当てることでローカル環境でも比較的大きなサイズのLLMの運用を可能にするミニPC(ワークステーション)です。
搭載プロセッサのRyzen AI Max+ PRO 495は"Gorgon Halo"世代に含まれるモデルで、"Zen 5"アーキテクチャの16コア/32スレッドCPUと"RDNA 3.5"アーキテクチャの40CU GPU(Radeon 8065S)、最大55TOPSのNPUを組み合わせた構成です。基本的な構造は通常のMS-S1 MAXが搭載するRyzen AI Max+ 395("Strix Halo")と同様であり、CPU・GPUともコア数は変わらず動作周波数の微増に留まっていますが、メモリの対応規格がLPDDR5X-8000からLPDDR5X-8333に、最大容量が128GBから192GBに引き上げられ、192GB搭載時は最大160GBをVRAMとして割り当てられるようになったのが特徴と言えます。これによりMS-S1 MAXでは2基以上でのクラスタの構成を必要としていたDeepSeek V4 Flash(Q4量子化)をMS-S1 MAX P495単体、かつ12token/sで動作させることが可能になったと謳われています。
プロセッサとメモリを除いたその他の仕様はMS-S1 MAX(MS-S1 MAX 395)と概ね同一です。ストレージはM.2 2280形状のNVMe SSDを2基装着でき、うち1基はPCI Express 4.0 x4、1基はPCI Express 4.0 x1での接続となります。拡張スロットはPCI Express x16形状のものが1基用意されており、PCI Express 4.0 x4での接続が可能です。
有線LANインターフェースは10GBASE-T対応のRJ-45端子を2基備え、どちらもチップセットとしてRealtek RTL8127が用いられています。無線LAN/BluetoothモジュールはPCI Express接続のMediaTek MT7925を搭載し、Wi-Fi 7(IEEE 802.11be)およびBluetooth 5.4に対応しています。
映像出力端子はHDMI 2.1端子を2基備え、各2基のUSB 80Gbps Type-C端子・USB 40Gbps Type-C端子と合わせて最大4画面の同時出力が可能です。その他のものを含む外部接続インターフェース類は以下のような構成です。
- 本体前面
- USB4 Type-C端子×2(最大40Gbps・DisplayPort 2.0・USB PD 15W出力対応)
- USB 10Gbps Standard-A端子×1
- 3.5mmオーディオ端子×1
- 電源ボタン×1
- マイク×2
- 本体背面
- USB4 Type-C端子(最大80Gbps・DisplayPort 2.0・USB PD 15W出力対応)
- USB 10Gbps Standard-A端子×2
- USB 2.0 Standard-A端子×1
- HDMI 2.0端子×2
- 10GBASE-T対応RJ-45端子×2
- AC電源端子×1
- リセットボタン×1
筐体サイズは222.1×206.3×77.1mm、重量は2.8kgです。


