
Minisforumは2026年6月9日、公式サイトでNASキット「N5 MAX」の注文受付を開始しました。同日時点の価格は64GB RAMモデルが447,999円、128GB RAMモデルが703,999円(価格はいずれも税込)で、2026年7月10日より出荷が開始される予定です。
N5 MAXはMinisforumが展開する「N5」シリーズのフラッグシップモデルに位置付けられ、高性能なプロセッサを搭載することでストレージ関連機能に加えてローカル環境でのAIアプリケーションの運用も可能なNASキットです。
搭載プロセッサのRyzen AI Max+ 395は"Zen 5"アーキテクチャのCPU(16コア/32スレッド・ベース3GHz/ブースト5.1GHz)と"RDNA 3.5"アーキテクチャのRadeon 8060S GPU(40CU・最大2.9GHz)を組み合わせた"Strix Halo"世代のAPUです。N5 Proに搭載されているRyzen AI 9 HX 370に比べてCPU・GPUとも処理性能が大きく向上しており、LPDDR5Xによって最大128GBのユニファイドメモリを確保できるためローカルAI用途を前面に打ち出した製品で広く用いられています。
ストレージベイは5基存在し、3.5インチ/2.5インチのHDD/SSDを5台まで装着可能です。M.2 SSDスロットはPCI Express 4.0 x4・M.2 2280対応のものが1基、PCI Express 4.0 x1・M.2 2230/2280対応のものが1基、PCI Express 4.0 x1・M.2 2280対応のものが3基備わっており、MinisCloud OSがインストールされた128GBのSSDはM.2スロットのいずれか1基に装着することになります。メモリは64GBもしくは128GB分のLPDDR5Xチップが基板上に実装されているため、ユーザーによる拡張・換装には対応していません。
有線LANインターフェースは10GBASE-T対応のRJ-45端子を2基備えています。従来のN5シリーズではRealtek RTL8127(N5 Air)もしくはMarvell AQC113(N5・N5 Pro・N5 Air)が用いられていましたが、N5 MAXに搭載されている10GbEチップセットは非公開です。無線LAN/Bluetoothには対応していません。
その他の外部接続インターフェースは以下のような構成です。また、このほか本体内部にUSB 3.2 Gen 2 Standard-A端子が1基存在します。
- 本体前面
- USB4 Type-C端子×1(最大40Gbps・映像出力対応)
- USB 3.2 Gen 2 Standard-A端子×1
- 本体背面
- USB4 Type-C端子×2(最大80Gbps・映像出力対応)
- USB 3.2 Gen 2 Standard-A端子×1
- USB 2.0 Standard-A端子×1
- HDMI 2.1端子×1
- RJ-45端子×2
- AC電源端子×1(250W電源内蔵)
- 盗難防止ロックスロット×1
筐体サイズは199×202.4×252.3mm、重量は約5.8kgです。


