
NTT東日本株式会社は2026年3月30日、光アクセスサービス「フレッツ 光クロス」向けレンタルルーターとして「XG-200KI」を発表しました。2026年5月11日より提供が開始される予定です。
最新規格Wi-Fi 7に対応した「フレッツ 光クロス」レンタルルーターを提供機器ラインナップに追加| お知らせ・報道発表 | 企業情報 | NTT東日本
XG-200KIはWi-Fi 7(IEEE 802.11be)に対応する無線LANルーターです。2026年3月30日時点でNTT東日本から公開されているハードウェア仕様の情報はWi-Fi 7対応かつ6GHz帯利用時の最大通信速度が11,529Mbpsであることのみですが、2025年にWi-Fi Allianceの認証を通過した際に6GHz/5GHz/2.4GHz帯のトライバンド構成・各周波数帯ごとに4T x 4Rの空間ストリーム構成であることが明らかになっており、6GHz帯で最大11,529Mbps(4ストリーム/320MHz)、5GHz帯で最大5,764Mbps(4ストリーム/160MHz)、2.4GHz帯で最大1,376Mbps(4ストリーム/40MHz)の通信に対応するトライバンド「BE19000」クラスの構成であると思われます。
Wi-Fi Allianceの認証情報が示していた通りWi-Fi EasyMeshにも対応し、対応中継機と組み合わせてメッシュネットワークの構築が可能です。ただし2026年5月のXG-200KI提供開始時点ではNTT東日本からWi-Fi 7対応のメッシュ中継機は提供されず、2027年2月以降の提供開始が予定されているとのことです。
メーカーはNTT東日本から公表されていないものの、2025年に電気通信事業法に基づく技術基準適合認定を受けた際の申込者が沖電気工業株式会社、かつひかり電話ルータ・ホームゲートウェイと同様に付与されるサフィックスが「KI」であることから沖電気工業製と判断できます。
NTT東日本およびNTT西日本が上下最大概ね10Gbpsのフレッツ 光クロスを2020年に開始して以来、同サービスで提供される無線LANルーターはWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)対応のXG-100NE(NECプラットフォームズ製)から更新されておらず、サービス開始からおよそ6年を経て初の新モデル投入となります。
XG-200KIのレンタルによって発生する月額利用料はXG-100NEと同じく550円で、NTT東日本による設置・設定を希望する場合は別途1,650円の設置費、1,100円の設定費が発生します(価格はいずれも税込)。リリースには以下の記述があり、少なくとも提供開始時点では新規申込時にXG-200KIを指定する、もしくは既存のXG-100NEをXG-200KIに交換することはできないようです。
なお、本サービスおよびWi-Fi 6対応の「フレッツ 光クロス」レンタルルーターにつきましては、NTT東日本にて機器を選定させていただくため、お客さまご自身で機器をご指定いただくことはできません。あらかじめご了承ください。
https://www.ntt-east.co.jp/release/detail/20260330_02.html
認証情報からは概ね類似の仕様と見られるXG-200SE(住友電気工業製)の存在も明らかになっており、リリースにも「今後、同一仕様の別機種の追加を予定しています。」との記述があることから、今後はXG-200KIとXG-200SEの2種類が混在する形で提供されると思われます。



