XG-200KIの詳細スペックが判明、Wi-Fi速度などXG-100NEとの違いを見る

https://flets.com/device/hgw/xg_200ki/index.html

2026年4月2日現在、NTT東日本株式会社から「フレッツ 光クロス対応ホームゲートウェイ(XG-200KI)」のサポートページおよび取扱説明書・機能詳細ガイドが公開されています。これらの資料から得られるXG-200KIのスペックを既存モデルのXG-100NEと比較し、XG-200KIとXG-100NEの違いを見てみたいと思います。

【公式】NTT東日本|フレッツ 光クロス対応ホームゲートウェイ(XG-200KI)|ホームゲートウェイ/ひかり電話ルーター|通信機器 サポート情報|手続き(移転、変更)|個人のお客さま

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無線インターフェース

XG-200KIXG-100NE
対応通信規格IEEE 802.11be/ax/ac/a/b/g/nIEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n
最大通信速度
(6GHz帯)
11,529Mbps
(4ストリーム/320MHz)
非対応
最大通信速度
(5GHz帯)
5,764Mbps
(4ストリーム/160MHz)
2,401.9Mbps
(4ストリーム/80MHz)
最大通信速度
(2.4GHz帯)
1,376Mbps
(4ストリーム/40MHz)
1,147.1Mbps
(4ストリーム/40MHz)

XG-200KIはNTT東西が提供するひかり電話ルータ・ホームゲートウェイでは初めてWi-Fi 7(IEEE 802.11be)および6GHz帯での通信に対応し、6GHz帯・5GHz帯・2.4GHz帯での通信が可能なトライバンド「BE19000」クラスとなっています。6GHz帯での320MHz幅通信(EHT320)のサポート、5GHz帯の最大帯域幅拡大、各周波数帯での4096QAMのサポートといった要因により、XG-100NEに比べて無線部分の大幅な高速化が実現されました。

XG-100NEはNECプラットフォームズが2010年代末から通信事業者向けに供給していた機器(BL1000HWeo-RT150(N)Aterm WH842X)に類似した仕様であり、当時Draft段階にあったIEEE 802.11axを160MHz幅の通信に対応しない形で実装、さらに制度整備が行われていなかった6GHz帯にも非対応のデュアルバンド「AX3600」クラスのため、XG-200KIとの間には通信速度に大差があります。

Wi-Fi 7の新機能であるMLO(Multi-Link Operation)は無線LAN動作モードがIEEE 802.11beの場合に自動で有効になり、子機やメッシュ中継機とMLOで接続しているかはWeb設定の「ネットワーク図」から可視化できるようですが、eMLSR(Enhanced Multi-Link Single-Radio)・MLMR(Multi-Link Multi-Radio)といったMLOの動作モードに関する記述は機能詳細ガイド内に含まれていません。

5GHz帯と2.4GHz帯でSSIDが分かれていたXG-100NEに対し、XG-200KIは初期状態でバンドステアリングが有効になっており、SSID-1への接続によって6GHz帯/5GHz帯/2.4GHz帯の振り分けが自動で行われます。

有線インターフェース

XG-200KIXG-100NE
WAN端子1基(10GBASE-T/5GBASE-T/2.5GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TX対応)1基(10GBASE-T/5GBASE-T/2.5GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TX対応)
LAN端子(マルチギガ)1基(10GBASE-T/5GBASE-T/2.5GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TX対応)1基(10GBASE-T/5GBASE-T/2.5GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TX対応)
LAN端子(その他)3基(1000BASE-T/100BASE-TX対応)3基(1000BASE-T/100BASE-TX対応)
USB端子1基(USB 2.0 Standard-A)2基(USB 3.0 Standard-A)
電話機接続用端子2基(RJ-11)2基(RJ-11)

XG-200KIのWAN/LAN端子の構成はXG-100NEと変わりません。10GBASE-T対応のWAN端子を1基、10GBASE-T対応のLAN端子を1基(LAN4)、1000BASE-T対応のLAN端子を3基(LAN1~3)備えています。複数台のマルチギガビットイーサネット対応機器を接続したい場合、XG-100NEと同様に別途用意したスイッチを経由する必要があります。

WAN/LAN端子以外ではXG-100NEに備わっていた2基のUSB 3.0端子がXG-200KIでは1基のUSB 2.0端子に置き換えられました。ただしXG-100NE・XG-200KIのどちらでもUSBストレージ内のファイル共有やUSBデバイスの共有などの機能が一般ユーザー向けに開放されているわけではないため、実用上問題が生じることはないと思われます。

機能

機能の変化は少なく、NTT東西からのリリース内に記載があった通りWi-Fi EasyMeshによるメッシュネットワーク構築がサポートされた程度です。XG-200KIはメッシュ親機(コントローラー)もしくは中継機(エージェント)として動作可能とのことですが、メッシュ機能に関する取扱説明書は2026年4月2日時点でNTT東西から公開されていません。

サイズ・重量・消費電力

XG-200KIXG-100NE
サイズW40×D214×H215mmW37×D204×H219mm
重量約0.85kg約1.0kg
消費電力最大45W以下最大35W以下

筐体サイズは大きく変わりませんが、重量は150gほど軽減されました。Wi-Fi 7のサポートやその他内部コンポーネントの変更に伴ってか、最大消費電力の公称値は10W上昇しています。