【レビュー】GameSir G7 Pro 8K PC | 高ポーリングレート対応のハイエンドゲームパッド [PR]

本記事で紹介する商品はGameSir / Guangzhou Chicken Run Network Technology Co.,Ltd.より提供を受けています。

最大8,000Hzの高ポーリングレートに対応したGameSirのPC向けゲームパッド「GameSir G7 Pro 8K PC Aimlabs Edition」について、デザインや実際の挙動を見ていきたいと思います。

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製品概要

GameSir G7 Pro 8K PC Aimlabs Edition(以下特記のない限りG7 Pro 8Kと表記)は2026年5月に発売されたPC向けゲームパッドです。本体形状やボタン・スティックのレイアウトといった基本的な仕様は2025年発売のGameSir G7 Proのものを踏襲していますが、G7 Proの8倍となる最大8,000Hzのポーリングレートに有線・2.4GHz帯独自無線の両方で対応し、さらに第2世代Mag-Res TMRスティックを搭載したeスポーツ向けのモデルとなっています。また、Aimlabs Editionは名称の通りState Space Labs, Inc.が提供するエイムトレーニングツール「Aimlabs」とのコラボレーションモデルであり、Aimlabsのブランドカラーであるシアンを基調としたデザインも特徴です。

GameSir G7 Pro 8K PC
Aimlabs Edition
GameSir G7 Pro
対応プラットフォームPC/その他Bluetooth機器PC/Xbox/Nintendo Switch/Android
接続方法USB (PC)
2.4GHz帯無線 (PC)
Bluetooth (汎用)
USB (PC/Xbox)
2.4GHz帯無線 (PC)
Bluetooth (Nintendo Switch/Android)
レイアウトXbox準拠Xbox準拠
最大ポーリングレート
(PC接続時)
8,000Hz1,000Hz
アナログスティックGameSir 第2世代
Mag-Res TMRスティック
GameSir
Mag-Res TMRスティック
ABXYボタン光学式マイクロスイッチ光学式マイクロスイッチ
アナログトリガーホールエフェクトトリガー
マイクロスイッチ式トリガーストップ機構を内蔵
ホールエフェクトトリガー
マイクロスイッチ式トリガーストップ機構を内蔵
カスタマイズ可能なボタン2基 (背面)
2基 (トリガー付近)
2基 (背面)
2基 (トリガー付近)
マクロ最大32ステップ非対応
連射 (ターボ)対応非対応
振動用モーター2基 (グリップ)2基 (グリップ)
2基 (トリガー)
重量272g
バッテリー容量1,200mAh1,200mAh
付属品充電クレードル
2.4GHz帯無線接続用ドングル
USBケーブル (3m)
交換用スティックキャップ (1ペア×3種)
交換用D-Pad (2種)
ケーブル保持具 (本体装着済み)
Aimlabs Plus利用権 (1ヶ月)
充電クレードル
2.4GHz帯無線接続用ドングル
USBケーブル (3m)
交換用D-Pad (2種)
ケーブル保持具 (本体装着済み)
Xbox Game Pass Ultimate利用権 (1ヶ月)

デザイン

G7 Pro 8K+ドックの外観
G7 Pro 8K+ドックの外観

ベースとなったG7 Proは基本カラーリングのMech WhiteやShadow Emberでは比較的落ち着いたデザイン、Zenless Zone Zero EditionやWUCHANG: Fallen Feathers Editionなど特別なモデルではコラボレーション先の意匠を反映した印象的なデザインが用いられていました。G7 Pro 8Kも各部の形状をG7 Proから継承しつつ、コラボレーションモデルとしての強い印象を与えるデザインとなっています。

ABXYボタン・右スティック・ホームボタン周辺
ABXYボタン・右スティック・ホームボタン周辺
D-Pad・左スティック周辺
D-Pad・左スティック周辺

本体部分のカラーリングが近いG7 Pro Shadow Emberとの外観上の違いはエイムに用いられる右スティックを中心とした照準パターンやAimlabsロゴを模したABXY・ホームボタン、シアンかつ半透明の左右グリップ部フェイスプレート・左右トリガー・バンパー部のマクロボタン(L5/R5)が挙げられます。

フェイスプレートを取り外した状態のG7 Pro 8K
フェイスプレートを取り外した状態のG7 Pro 8K

フェイスプレートで覆われているため通常は直接見えない部位ですが、フェイスプレートを取り外した状態の本体表面もクリアシアンとなっています。フェイスプレートの形状はG7 Proと変わらず、G7 Proシリーズの3分割フェイスプレートもしくはG7シリーズ共通の一体型フェイスプレートを装着可能です。

G7 Proでクリア素材が用いられていた左右トリガー(LT/RT)とマクロボタン(L5/R5)はG7 Pro 8Kでもクリアとなっており、トリガーおよびショルダーボタン(LB/RB)には滑り止めのパターンが刻まれています。上部のケーブル保持具は溝に取り付けられており、使用するケーブルのコネクタサイズが大きい場合は取り外して使用できます。

操作感

スティック

G7 Pro 8KにおけるG7 Proからの大きな変更点は前述の通り最大8,000Hzのポーリングレート、第2世代にアップデートされたGameSir Mag-Res TMR(Tunnel MagnetoResistance)スティックです。第2世代Mag-Res TMRスティックにおける具体的な変更点は明示されていないものの、商品ページでは第1世代よりもリニアかつスムーズな操作を低い消費電力で実現、さらに低遅延な入力が可能と謳われています。

デッドゾーン・カーブ(反応曲線)・入力解像度(8bit~12bit)といったスティックの特性は従来通りPC上のソフトウェアから調整できるほか、G7 Pro 8Kには高さや形状の異なるスティックキャップが本体装着済みのものの他に3種類(各2個)付属しており、物理的にも自分の操作しやすい構成を選べるようになっています。

ドングル経由の無線接続下でポーリングレートを8,000Hzに設定し、Gamepadla.comから公開されている「JoyT(Stick Tester)」によるテストを行った際の結果は上記画像の通りです。コラボレーション先である「Aimlabs」をWindows PCにインストールしG7 Pro 8Kでの操作を試みたところ、特に問題を感じることなく操作を行えました。

ボタン・トリガー

光学式マイクロスイッチを用いたABXYボタンにはデザインを除いてG7 Proからの変更は加えられておらず、カチカチとした操作感が特徴です。G7 Proのものと比べて違いは感じられませんでした。

左右ショルダーボタン(LB/RB)は形状こそG7 Proのものと同一ですが、内部のスイッチに変更が加えられたのか感触はやや柔らかく、押下時の音も小さくなっていました。十字キー(D-Pad)についてもG7 Proのものよりも入力時のぐらつきが少ないように感じられます。

左右トリガー(LT/RT)およびトリガー内蔵のマイクロスイッチ式トリガーストップ、裏面と上部に設けられた計4基のマクロボタン、各機能の操作ボタンはG7 Proと同様の操作感です。

なお、G7 ProはDesigned for Xboxの認証を受けるためかマクロや連射(ターボ)機能を搭載していませんでしたが、Xboxに対応せず同プログラムの対象とならないG7 Pro 8Kは最大32ステップのマクロおよびABXY・LT/RT・LB/RBのターボが利用可能です。

ソフトウェア

G7 Pro 8Kの設定はG7 Proと同じ「GameSir Nexus」ではなく、TarantulaシリーズやSuper Nova等と同じ「GameSir Connect」から行えます。G7 Proのレビュー時には4つ存在していたGameSir製ゲームパッド用ソフトウェアはGameSir Nexus 2.0とGameSir Nexusの統合により3つに減ったものの、G7シリーズではG7 Pro 8Kのみが別のソフトウェアを必要とする状態です。

GameSir Connect + G7 Pro 8Kで設定可能な項目は、GameSir Nexus + G7 Proの組み合わせで設定可能な項目と概ね共通です。G7 Pro 8Kではホームボタンを囲っているLEDライトの発光パターンがカスタマイズ可能で、スタティック(指定した色での発光・4ブロックの色を個別に設定可能)・カラフル(複数色の同時発光)・レインボー(時間経過で切り替わる単色発光)・オフのいずれかを選ぶことができます。

PC以外の機器との接続

2026年5月8日時点のGameSir公式サイトでは対応プラットフォームがPCのみとされているG7 Pro 8Kですが、実際にはG7 Proと同じくBluetoothによるPC以外の機器との接続も可能となっており、マニュアルにも互換性のあるプラットフォームとしてWindowsのほかにNintendo Switch・Nintendo Switch 2・Android 11以降が挙げられています。

G7 Pro 8Kの裏面
G7 Pro 8Kの裏面
ラベルとポゴピンの間にあるスイッチでレシーバー経由の接続とBluetooth接続の切替が可能

裏面にあるスイッチをレシーバーからBluetoothアイコンの側へスライドし、ホームボタンとA・B・Yボタンのいずれかを長押しすることでペアリング待機状態に入ります。マニュアルではホーム + Aボタン長押しがAndroidモードホーム + Bボタン長押しがSwitchモードホーム + Yボタン長押しがDS4モードとされており、接続したい機器に応じて選択することになります。実際にAndroidモードでAndroidスマートフォンとのペアリング、ゲームパッドとしての操作が可能であることを確認しました。

総評

G7 Pro 8Kの左スティック付近

2026年5月現在のGameSir製品では最も高い8,000Hzのポーリングレート、およびスムーズな操作を実現する第2世代Mag-Res TMRスティックにより、G7 Pro 8K PC Aimlabs Editionは通常のG7 Proよりもeスポーツに特化したモデルへ発展したといえます。基本的にPC向けであり他の機器とのBluetooth接続では高ポーリングレートというメリットをフルに活用できず、XboxについてはG7 Proと異なり正式に非対応となっている点に留意が必要ですが、特にシューター系タイトルにおいて高い精度での操作を求めるプレイヤーに適した製品となるでしょう。