LINE、スマートスピーカー業界にまた一社土俵入り

LINEは6月15日に「LINE CONFERENCE 2017」を開催し、スマートスピーカー「WAVE」の情報を公開しました。

【LINE】事業戦略発表会「LINE CONFERENCE 2017」を開催 | LINE Corporation

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自前のAI基盤を用いるスマートスピーカー

WAVEは今年3月に発表されていた製品で、同じくLINEが提供するAIプラットフォーム「Clova」を用いるスマートスピーカーです。

既に先行しているAmazonの「Echo」やGoogleの「Google Home」と同じく、音声認識による新着情報の確認やLINE MUSICと連動した音楽再生、赤外線通信による他の機器の操作などが可能とされています。

3月の発表時点では初夏の発売を予定しているとのことでしたが、実際には利用できる機能を音楽再生(『MUSIC』)に絞った先行版が夏に10,000円で発売され、秋に15,000円の正式版が発売(及び先行版がアップデートで正式版相当に更新)という流れになるようです。

本領を発揮するのは当分先になりそうです。

画面搭載・キャラクターモチーフの2製品も投入

同時にこれまで公表されていなかった製品として「CHAMP」が発表されています。

こちらもWAVEと同様のスマートスピーカーですがLINEのキャラクターをモチーフとしたデザインになっており、諸元などは不明ですが「より手軽に持ち運べる」とのことです。

3月に発表されたClova搭載のディスプレイ「FACE」に関しては「開発を継続中」とされていますが、3月の発表時にあった「今冬発売予定」は消えています。