GIGABYTE製のIntel Arc A380/A310搭載グラフィックボードが存在？

Eurasian Economic Commission（EEC）のウェブサイトに2022/10/17付でGIGA-BYTE TECHNOLOGY CO., LTDのグラフィックボードと見られる複数の製品が掲載されました。

今回掲載された製品は以下の5種です。

GV-IA380GAMING OC-6GD
GV-IA380WF2OC-6GD
GV-IA380GAMING-6GD
GV-IA380WF2-6GD
GV-IA310WF2-4GD

いずれも2022年10月17日時点でGIGABYTEからは発表されていません。ただし型番は既存のGIGABYTE製グラフィックボードと共通であり、型番内に「A380」および「A310」が含まれていることから、Intel Arc A380およびArc A310を搭載した「GAMING」・「WINDFORCE」シリーズのグラフィックボードではないかと思われます。

現行世代（"Alchemist"）のデスクトップ向けIntel Arc GPUにおけるエントリーモデルであるArc A310はArc A380よりも更に少ない6基のXe CoreとGDDR6 64-bit 4GBのVRAMを備えています。グラフィックボード全体の消費電力を示すTBP（Total Board Power）はArc A380同様75Wに収められており、OCを行わない状態であればPCI Express x16スロットからの給電のみで動作可能です。

Arc A310以外のデスクトップ向けArc GPUはASRockおよびGUNNIRがArc A770/A750/A380搭載グラフィックボードを、AcerがArc A770 (16GB)搭載グラフィックボードを発表しています。