Xiaomiは5月13日、無線ルーター「小米路由器 AX1800」を発表しました。
現時点で日本での発売に関するアナウンスはありません。
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2020年2月に発表された「小米AIoT路由器 AX3600」と同じくIEEE 802.11ax("Wi-Fi 6")に対応しており、5GHz帯でIEEE 802.11axによる最大1,201Mbps(2ストリーム/80MHz幅)、2.4GHz帯で同574Mbps(2ストリーム/40MHz幅)の通信が可能な「AX1800」クラスです。
暗号化方式は「AX3600」と同じくWPA2-PSK/WPA-PSKに加えてWPA3-SAE(=WPA3-Personal)をサポートしています。
横長の筐体に複数の外部アンテナを備えていた「AX3600」に対し、本モデルは四隅がフィン形状となった四角柱状の筐体(W97×H225×D97mm)にアンテナを内蔵しています。
WAN端子は1基、LAN端子は3基でいずれも1000BASE-Tまでの対応です。
SoCはArm Cortex-A53 4コア 1.2GHzのCPUと1コア 1.5GHzのNPUを備えるQualcomm IPQ6000で、256MBのRAMと128MBのフラッシュメモリが搭載されています。
価格は329人民元となっており、日本円に換算すると5/13現在のレートでは5,000円を切ることになり、IEEE 802.11ax対応のルーターとしては最も安価な部類となります。
(中国向け製品ではTP-Link TL-XDR3020やHuawei AX3なども同様の価格帯で販売されています)