BUFFALO製「nasne NS-N100」3月末に29,800円で発売、ストレージは2+6TB対応

株式会社バッファロー(BUFFALO)は3月17日、ネットワークレコーダー&メディアストレージ製品「nasne」(NS-N100)を発表しました。

3月末に発売される予定で、Amazon.co.jp内の「バッファローダイレクト」では29,800円(税込)で販売されます。

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これまで株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)から発売されていた「nasne」をバッファローが継承することは2020年10月に発表されており、今回はBUFFALO製「nasne」の仕様や価格、発売時期が明らかにされました。

BUFFALO製・SIE製「nasne」の主な違いは下表の通りです。

BUFFALO製「nasne」
(NS-N100)
SIE製「nasne」
(CUHJ-15004)
内蔵ストレージ容量2TB1TB
外部ストレージUSB 2.0 最大6TB
ポータブルHDD/SSD対応
(XFS・nasneでフォーマット可)
USB 2.0 最大2TB
(FAT32)
冷却ファン静音ファン搭載ファンレス
Windows版「PC TV Plus」対応対応
Windows版「VAIO TV with nasne」対応
(初期設定にSIE製『nasne』が必要)
対応
Android版「torne mobile」対応対応
iOS/iPadOS版「torne mobile」対応(720p再生可)対応
Android/iOS版「Video & TV SideView」非対応対応
PlayStation 5版「torne」2021年末対応予定2021年末対応予定
PlayStation 4版
「torne PlayStation 4」
対応対応
PlayStation 3版「torne」非対応対応
PlayStaion Vita/Vita TV版
「torne PlayStation Vita」
「torne PlayStation Vita TV」
非対応対応
「BRAVIA」連携(録画予約・再生)非対応対応
BUFFALO NS-N100 背面

BUFFALO製「nasne」での最大の変更点はストレージ容量で、内蔵ストレージが1TBから2TBに変更された他、外部ストレージの最大容量が2TBから6TBになり、合計で最大8TBのストレージを確保可能です。
また、外付けストレージのファイルシステムはFAT32から「TeraStation」等で採用されているXFSに変更され、PCを必要とせずnasneからフォーマットを行えるようになりました。

Windows版「PC TV with nasne」、Android/iOS/iPadOS版「torne mobile」、PS4版「torne PlayStation 4」はSIE製品と同じく利用可能ですが、その他のアプリケーションへの対応は一部省略されています。

ファイル共有プロトコルはSIE製品のSMB1.0(SMBv1)からSMB2.0に変更され、現行のWindows 10環境でもSMB1.0の有効化を行うことなく利用可能になっています。

ネットワーク接続インターフェイスについてはSIE製品から変更されておらず、有線LANは1000BASE-T/100BASE-TX対応、無線LAN接続はWLI-UTX-AG300/Cなどの中継機・イーサネットコンバーターでの対応となります。