2018年9月に発売される2万円台のSIMロックフリーAndroidスマートフォン3機種を比較してみたいと思います。
仕様一覧
R15 Neo | Moto G6 Play | ZenFone Max (M1) | |
メーカー | OPPO | Motorola | ASUS |
OS | Android 8.1 (ColorOS 5.1) | Android 8.0 | Android 8.0 |
SoC | Qualcomm Snapdragon 450 SDM450 | Qualcomm Snapdragon 430 MSM8937 | Qualcomm Snapdragon 430 MSM8937 |
CPU | 8コア Arm Cortex-A53 1.8GHz | 8コア Arm Cortex-A53 1.4GHz | 8コア Arm Cortex-A53 1.4GHz |
RAM | 3GB (4GB版も) | 3GB | 3GB |
ストレージ | 64GB | 32GB | 32GB |
ディスプレイ | 6.2インチ (720x1520ピクセル) 液晶 ノッチあり | 5.7インチ HD+ (720x1440ピクセル) IPS液晶 ノッチなし | 5.5インチ HD+ (720x1440ピクセル) IPS液晶 ノッチなし |
カメラ(アウト) | 1,300万画素(F2.2) +200万画素(F2.4) | 1,300万画素 +500万画素 | 1,300万画素 +広角800万画素 |
カメラ(イン) | 800万画素(F2.2) | 800万画素 | 800万画素 |
バッテリー | 4,230mAh | 4,000mAh | 4,000mAh |
外部接続端子 | USB Micro-B | USB Micro-B | USB Micro-B |
生体認証 | 顔認証 | 指紋認証 | 指紋認証 |
サイズ | 縦156.2x横75.6x厚さ8.2mm | 縦154.4x横72.2x厚さ8.9mm | 縦147.3x横70.9x厚さ8.7mm |
重量 | 168g | 174g | 150g |
SoC(CPU/GPU)
- R15 Neo:Qualcomm Snapdragon 450 SDM450
- CPU:8コア Arm Cortex-A53 1.8GHz
- GPU:Qualcomm Adreno 506
- Moto G6 Play:Qualcomm Snapdragon 430 MSM8937
- CPU:8コア Arm Cortex-A53 1.4GHz
- GPU:Qualcomm Adreno 505
- ZenFone Max(M1):Qualcomm Snapdragon 430 MSM8937
- CPU:8コア Arm Cortex-A53 1.4GHz
- GPU:Qualcomm Adreno 505
- CPU:8コア Arm Cortex-A53 1.4GHz
いずれもSnapdragon 4xxシリーズを搭載しておりミドルレンジの域を出るものではありませんが、R15 NeoのみSDM450を搭載しており処理能力でMSM8937に勝っています。
RAM・ストレージ
- R15 Neo:RAM 3GB / ストレージ 64GB
- Moto G6 Play:RAM 3GB / ストレージ 32GB
- ZenFone Max (M1):RAM 3GB / ストレージ 32GB
R15 Neoはこの価格帯では珍しく64GBの内蔵ストレージを備えています。価格は上がりますがRAMを4GBに増量したモデルも存在します。
いずれの機種もmicroSDカードによるデータ保存領域の拡張が可能です。
ディスプレイ
- R15 Neo:6.2インチ (720x1520ピクセル) 液晶 ノッチあり
- Moto G6 Play:5.7インチ HD+(720x1440ピクセル) IPS液晶 ノッチなし
- ZenFone Max (M1):5.5インチ HD+(720x1440ピクセル) IPS液晶 ノッチなし
いずれもHD相当のディスプレイで、R15 Neoはややサイズが大きくノッチを備えています。
外部接続
いずれもUSB端子はMicro-Bで、独立した3.5mmステレオミニジャックを備えます。
デュアルSIM
R15 Neoは上位モデルのR15 Proと同じくDSDV(Dual SIM Dual VoLTE)に対応しており、国内事業者のSIMカード2枚を挿入し両方でVoLTEを利用することが可能です。また、SIMカード2枚とmicroSDカード1枚を同時に装着できます。
ZenFone Max (M1)はDSDS(Dual SIM Dual Standby)対応ですが4G+4Gの待受には対応せず、VoLTEを利用できるSIMカードは1枚のみです。
Moto G6 PlayのDSDS機能はZenFone Max (M1)と同じく4G+4Gには対応せず、4G+3Gでの運用となるようです。
総評・価格
3製品とも同価格帯のミドルレンジ機であり、どれか1つが際立ったものということはありませんが、指紋認証こそ非対応であるもののR15 NeoがストレージやDSDVの点で優位に思えます。
記事投稿時点での価格はR15 Neoが25,000円台、Moto G6 Play・ZenFone Max (M1)が24,000円台となっています。