ドコモのPSVita向けプリペイドプランが2017年3月末で終了

NTTドコモは12月14日、FOMAデータ通信を利用できる「プリペイドデータプラン」を2017年3月31日付で終了することを発表しました。

ドコモからのお知らせ : PlayStation(R)Vita 3G/Wi-Fiモデル用「プリペイドデータプラン」の提供終了について | お知らせ | NTTドコモ

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事実上のPSVita専用プラン

プリペイドデータプランはSCEの携帯ゲーム機「PlayStation Vita」の発売に合わせて2011年12月から提供されていたプランで、最大128kbpsのFOMAデータ通信を20時間又は100時間(100時間のプランでは3時間分の高速通信が可能)利用できるものでした。

当初はPSVitaが第1弾の対応機種と案内されており、将来的な対応機種の拡充を見込んでいたようですが、FOMAからXiへの移行やMVNOが提供する安価なサービスの隆盛が原因かPSVita以外の対応機種が増えることもなくサービス終了の日を迎えることになりました。

PSVita側も2013年に登場したPCH-2000シリーズで3G対応を打ち切っており、今回のサービス終了の一因になったとも思われます。

2017年1月に新規加入及び更新の受付を終了

2017年3月末のサービス終了を踏まえ、2017年1月31日をもって新規加入と既存契約の更新が終了する予定です。

未使用分の残高を払い戻す手段も用意されるようですが、現時点では内容が発表されていません。

代替手段は定額プランかMVNO

ドコモではカケホーダイプランのオプションとして利用できる「デバイスプラス300」、又はFOMA契約向けの「定額データプラン」を代替手段としてアナウンスしています。

MVNOでは「IIJmio タイプD」や「OCN モバイル ONE」で動作確認が成されていますが、3Gのみ対応の機種である関係上、「LINE MOBILE」のように3G端末に対応していない(3G端末向けのAPNを用意していない)サービスでは利用できないので注意が必要です。