Celeron G6900がAmazon・パソコン工房で取扱開始、7,000円台のAlder Lake最安モデル

2022年1月14日、Amazon.co.jpでIntel製CPU「Celeron G6900」の予約注文受付が開始されました。発売予定日は2022年1月15日、価格は7,519円(税込・2022/01/14現在)です。

また、パソコン工房(公式サイト)では2022年1月14日時点でCeleron G6900および「Pentium Gold G7400」が注文可能・即納の状態になっています。

Intel Celeron Processor G6900 4M Cache 3.40 GHz 製品仕様

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Celeron G6900はPentium Gold G7400と共にデスクトップ向け第12世代Coreシリーズ("Alder Lake-S")のラインナップ下位を埋めるモデルで、他のモデルと同じく「Intel 7」プロセスで製造されます。

Core i3-12100Pentium Gold G7400Celeron G6900Celeron G5905
開発コード
製造プロセス
Alder Lake
Intel 7
Alder Lake
Intel 7
Alder Lake
Intel 7
Comet Lake
14nm
コア/スレッド数
動作周波数
(P-Core)
4コア/8スレッド
ベース3.3GHz / ターボ4.3GHz
2コア/4スレッド
ベース3.7GHz
2コア/2スレッド
ベース3.4GHz
2コア/2スレッド
ベース3.5GHz
コア/スレッド数
動作周波数
(E-Core)
----
Processor Base Power
(PBP)
60W46W46W-
PCI ExpressレーンPCI Express 5.0 x16
PCI Express 4.0 x4
PCI Express 5.0 x16
PCI Express 4.0 x4
PCI Express 5.0 x16
PCI Express 4.0 x4
PCI Express 3.0 x16
GPUIntel UHD Graphics 730
24EU
ベース300MHz / 最大1.4GHz
Intel UHD Graphics 710
16EU
ベース300MHz / 最大1.35GHz
Intel UHD Graphics 710
16EU
ベース300MHz / 最大1.3GHz
Intel UHD Graphics 610
ベース350MHz / 最大1.05GHz
対応メモリDDR5-4800 / DDR4-3200DDR5-4800 / DDR4-3200DDR5-4800 / DDR4-3200DDR4-2666

Core i5/i3の下位モデルと同様に高効率コア(E-Core)を含まず、2基の高性能コア(P-Core)のみが搭載されています。Pentium Gold G7400とはCPU/GPUの動作周波数が異なる他、4スレッド動作を可能にするIntel Hyper-Threading Technology(HTT)も無効です。

PCI Expressレーン数や対応メモリ規格はAlder Lake-Sの上位モデルと変わらず、マザーボードが対応していればPCI Express 5.0やDDR5メモリを利用できます。ただし、Celeron G6900やPentium Gold G7400と組み合わせられることが多いと思われるエントリー向けのB660/H610チップセット搭載マザーボードはPCI Express 5.0・DDR5をサポートしていないものが多いため注意が必要です。また、H610マザーボードではCPUが備えるPCI Express 4.0 x4レーンをM.2 SSDとの接続に使用できません。