アマゾンジャパン合同会社は2022年9月29日、Amazon.co.jp上で「Fire TV Cube (第3世代)」(AFTGAZL)の予約注文受付を開始しました。価格は19,980円(税込)で2022年10月27日に発売される予定です。
Fire TV Cube (第3世代)はHDMI対応テレビやディスプレイに接続して利用するセットトップボックス形式の製品で、第2世代(AFTR)が発売された2019年からおよそ3年ぶりのモデルチェンジとなります。
OSはAndroid 9ベースのFire OS 7、内蔵ストレージは16GBで据え置かれていますが、SoCがAmlogic S922Xから同社の「POP1-G」に変更されました。CPUが6コア(Arm Cortex-A73 4コア 2.2GHz + Arm Cortex-A53 2コア 1.9GHz)から8コア(Arm Cortex-A73 4コア 2.2GHz + Arm Cortex-A53 4コア 2.0GHz)に、GPUがArm Mali G52-MP2からMali-G52 MP8になり、パフォーマンスの向上が見込めます。RAMの容量は2GBで変わらないものの、DDR4からLPDDR4への変更が行われています。
無線LANは第2世代のIEEE 802.11ac/a/b/g/nに加えてIEEE 802.11ax(Wi-Fi 6)がサポートされました。商品ページの仕様より、2021年に発売されたFire TV Stick 4K Maxと同じくMediaTek MT7921LSを搭載していることが確認できます。なお、北米やイギリスで販売されるものにはWi-Fi 6E対応の表記が見られます。
従来モデルにおける有線LANの利用はUSB端子に接続したAmazon イーサネットアダプタを経由する必要がありましたが、Fire TV Cube (第3世代)では本体背面に最大100Mbpsの通信が可能な有線LAN端子が設けられました。