sXGP/W-CDMA対応Androidスマートフォンが発売

Baicells Japan株式会社は11月21日、Androidスマートフォン「BaiPhone-Q8001」を発表しました。

希望小売価格は29,000円(税抜)で、2019年3月に発売される予定です。

Baicells Japan、sXGPに対応した専用スマートフォン「BaiPhone-Q8001」を11月21日に発表

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BaiPhone-Q8001はW-CDMA BandⅠ(2.1GHz)に加え、TD-LTE/sXGP Band39(1.9GHz)に対応しています。

2枚のnanoSIMを挿入した状態でのDSDA(Dual Sim Dual Active)が可能とされており、MNO網のW-CDMAと自営網のsXGPを同時に利用するようなケースが想定されていると思われます。

無線LANはIEEE 802.11a/b/g/n、Bluetoothは4.0がサポートされています。

その他のスペックはMediaTek MT6739、5.72型HD+ディスプレイ、3GBのRAMと32GBのストレージ、3,700mAhのバッテリー(交換可能)と概ねエントリーモデル相当のものとなっています。


BaicellsはLTE向け基地局装置(eNodeB)やCPEなどを手掛ける企業で、日本では2018年1月にPHS端末などで知られるエイビットと共に合弁会社としてBaicells Japanを設立しています。

新方式LTEを推進する合弁会社「Baicells Japan株式会社」を設立 - 株式会社エイビット

その他、日本通信がアンライセンスLTE用の基地局装置にBaicellsの製品を採用しています。

日本通信、周波数免許不要のLTE向け基地局に関し 電波法及び電気通信事業法が定める認定を取得 | 日本通信株式会社