2024年10月21日から27日にかけて、AliExpressにてBlackviewのAndroidスマートフォン「OSCAL TIGER 13」が特価で販売されています。
OSCAL TIGER 13はAndroid 14ベースのDokeOS 4.0で動作するスマートフォンです。2024年10月現在は国内ECプラットフォームでの取り扱いがなく、AliExpressの"BLACKVIEW Official Store"で販売されています。
SoCはUNISOCの5G対応製品であるT760が搭載されています。nubia Focus 5Gやmotorola moto g35などエントリークラスの5Gスマートフォンで採用されているSoCでCPUはArm Cortex-A76 2.2GHz×4 + Cortex-A55 2.0GHz×4の合計8コア、GPUはArm Mali-G57 MP4といった構成です。AnTuTu Benchmarkの公称スコアは459,200とされており、AnTuTu公式サイトで公開されているSoC別スコアではMediaTek Dimensity 6300やSamsung Exynos 1330といったエントリー5G機向け製品を上回っていることが確認できます。
RAMはLPDDR4X 8GB、ストレージはUFS 2.1 256GBです。近年発売された多くのAndroidスマートフォン・タブレットと同様、ストレージの空き容量から最大16GBを仮想メモリとして確保でき、これによるアプリの起動高速化が謳われています。
ディスプレイは6.67インチのIPS液晶パネルが用いられています。リフレッシュレートこそ最大90Hzですが、先代のOSCAL TIGER 12同様のフルHDではなくHD("HD+")である点に注意が必要です。スピーカーは本体表面上部と底面に設けられており、ステレオスピーカーとして利用できます。
リアカメラは1/2.76型・5,000万画素のSamsung JN1をメインとして搭載し、この他に200万画素の超広角カメラが設けられています。フロントカメラは800万画素です。
国内で運用されている5Gバンドのうち、OSCAL TIGER 13に実装されているものは5G NR n1/n3/n28/n41/n77/n78です。ドコモのみが運用しているn79(4.5GHz帯)や、ミリ波帯のn257(28GHz帯)には対応していません。無線LANはIEEE 802.11ac(Wi-Fi 5)までの対応で、IEEE 802.11ax(Wi-Fi 6)以降の規格には非対応です。
バッテリー容量は5,000mAhで、最大18Wでの充電に対応しています。本体側面の電源ボタンには指紋センサーが内蔵されており、ロック手段として指紋認証と顔認証を利用可能です。
BLACKVIEW Official Storeでは注文時にクーポンコード「BVTR10」の適用によって約2万円で購入できるOSCAL TIGER 13のほか、120Hzディスプレイを搭載し1万円台で購入できる前モデルのOSCAL TIGER 12、Androidタブレット「OSCAL Pad 90」の特価販売も同じ日程で実施される予定です。