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UGREENのPoEスイッチが国内で発売 マルチギガビット接続には非対応

2025年7月4日現在、Amazon.co.jpでUGREENのPoE対応スイッチングハブ(ASIN:B0DYTJM3GN)が販売されています。同日時点の価格は5,999円(税込)で、2025年7月6日までは10%引きクーポンが適用可能です。

绿联6口千兆PoE交换机-绿联CM741-支持标准供电与长距离传输

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商品ページには品番の記載がなく、UGREENの日本向け公式サイトにも掲載されていませんが、中国市場においてCM741(CM741-35371)の品番で販売されているモデルと同一の仕様と思われます。

CM741は6基の1000BASE-T対応RJ-45端子を備え、うち4基がPoE+(IEEE 802.3at)による他の機器への給電に対応しています。各ポートは最大30Wの給電が可能で、スイッチ全体での最大給電能力(パワーバジェット)は60Wです。10GBASE-T/5GBASE-T/2.5GBASE-Tによるマルチギガビット接続には対応していません。

ブラウザやコンソールからの管理に対応しないアンマネージスイッチですが、PoE+ポート間の通信を分離し非PoEポートとの通信のみを可能にするVLANモード、通信速度を10Mbpsに制限し最大250mの接続を可能にする拡張(Extend)モード、制約を設けない標準モードの切替を筐体に備わったスイッチで行えます。

筐体サイズはW168×D94×H32mm、重量は約0.53kgです。

UGREEN(绿联)はCM741の10ポートモデルにあたるCM742、5基の2.5GBASE-T対応端子と1基のSFP+スロットを備えるCM753、幅を125mmに抑えた8ポート機種のCM834といったスイッチを中国市場を中心に発売していますが、日本ではUSB Type-C給電で動作する3ポート"分配器"のNW301が販売されているのみでした。