BroadLine株式会社は6月8日、モバイルWi-Fiルーター「G3000」を発表しました。
SIMクラウドを使った次世代の世界対応データ通信サービスが日本初上陸GWiFi(ジーワイファイ)「G3000」を発売
地域に応じて事業者を自動切り替え
G3000で利用可能な香港GWiFi社のサービスにはイスラエルSimgo社のSIMカード仮想化ソリューションが用いられており、利用する地域に応じてGWiFiが対応する事業者の情報を端末に適用することで、SIMカードの入れ替えやAPN情報の設定を必要とせずに今いる地域で通信を行えるとされています。
各事業者との接続はSimgoが行い、発表会では他社のサービスに加えて通信速度の実測値が高速であることがアピールされています。
料金体系・データ量制限
日本国内での通信料金(いずれも税込)は
- 3GB:1,480円
- 5GB:2,280円
- 10GB:3,480円
- 100GB:3,980円
で、有効期限は申し込みから30日間です。
購入したデータ量を使い切った場合は再度購入するまで通信ができなくなりますが、使い切るまでにいくら通信を行っても速度制限が適用されることはないとされています。
海外での通信は1日単位での支払いとなり、1日あたり300MBのプランが580円~980円、1日あたり500MBのプランが680円~1280円で、地域によって異なる3パターンの金額での提供です。
http://item.rakuten.co.jp/whitebang/g3000
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モバイルルーターとしての仕様
G3000はFDD-LTE(最大150Mbps) Band1/2/3/4/5/7/8/17/19/28AとW-CDMA(最大42Mbps) Band1/2/4/5/8に対応しており、国内ではドコモとソフトバンクのネットワークに接続できるとのことです。
Wi-FiはIEEE 802.11b/g/nをサポートし、バッテリー容量は2,800mAhとなっています。
単純なモバイルルーターとしては特筆すべき点もない仕様です。