D-Link、Wi-Fi 6/PoE+対応AP「DAP-X2810」を国内で発売

ディーリンクジャパン株式会社は2022年2月7日、無線LANアクセスポイント「DAP-X2810」(DAP-X2810/A1)を発表しました。標準価格は54,780円(税込)で同日より販売が開始されています。

中小規模法人に最適なWi-Fi6対応無線アクセスポイント『DAP-X2810』の販売を2月7日より開始

DAP-X2810|スタンドアロン DAPシリーズ|無線LAN|製品情報 | D-Link Japan

スポンサーリンク

DAP-X2810は5GHz帯でIEEE 802.11ax(Wi-Fi 6)による最大1,201Mbps(2ストリーム/80MHz)、2.4GHz帯で同573.5Mbps(2ストリーム/40MHz)の通信に対応するデュアルバンド「AX1800」クラスの製品で、MU-MIMOおよびビームフォーミングをサポートしています。

無線LANの暗号化方式はWPA3-Personal/Enterprise・WPA2-Personal/Enterprise・WPA-Personal/Enterprise・WEPに対応し、RADIUSサーバー機能を搭載します。

1基のRJ-45端子は1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tに対応する他、IEEE802.3at(PoE+)に準拠しPoEスイッチやインジェクタからの受電が可能です。この他にコンソール端子および電源供給用のDC端子を備えていますがACアダプタは付属せず、非PoE環境で利用する際には別売のACアダプタ「PSE-M12V25A-I」(税込3,300円)が必要になります。

D-Linkから投入されている無線LANアクセスポイントの内、DBAシリーズがクラウド型管理サービス「Nuclias Cloud」、DWLシリーズがオンプレミスの専用コントローラを必要とするのに対し、DAP-X2810を含むDAPシリーズはローカルネットワーク内の機器からWEB GUIにアクセスすることで全機能を管理できるスタンドアロンタイプです。また、専用ソフトウェア「Nuclias Connect」を導入したサーバーまたはアプライアンスからの集中管理にも今後対応予定とされています。

同様にスタンドアロンで利用可能なWi-Fi 6対応アクセスポイントとしては、NETGEARからWAX200シリーズが発売されています。