ドコモ、「020」番号の使用とIoT向けプランの提供を開始

株式会社NTTドコモは9月26日、新プラン「IoTプラン」「IoTプランHS」の提供開始と020番号の使用開始を発表しました。

どちらも10月2日から開始される予定です。

報道発表資料 : 新たなIoT向け料金プラン「IoTプラン」「IoTプランHS」を提供開始

ドコモからのお知らせ : M2M等専用番号(020番号)の使用開始について

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128Kbps通信オンリーのIoTプラン

ドコモはこれまでLTE対応のIoT機器向けに「LTEユビキタスプラン」を提供してきましたが、「IoTプラン」はこれを置き換えるものになります。

 IoTプランLTEユビキタスプランS
月額料金400円(2年契約時)/800円(定期契約なし)400~700円(契約期間と回線数に依存)
無料通信分922円240円
通信料単金0.03円/KB1.2円/KB
月額上限1,200円(2年契約時)/1,600円(定期契約なし)3,000円
通信速度最大128kbps

無料通信分の大きい「LTEユビキタスプランM」と完全定額の「LTEユビキタスフラット」に相当するプランは用意されていません。

最大3GB分の高速通信が可能なIoTプランHS

IoTプランHSはLTEユビキタスプラン+「高速オプション」に相当し、月あたり3GB(超過後は最大128kbps)の通信を月額600円/上限2,900円(共に2年契約時)で利用できます。

IoT機器向けプランで020番号の割り当てを開始

同時に開始される020番号はIoTプラン/IoTプランHSとLTEユビキタスプラン(S/M/フラット)に加え、

  • FOMAユビキタスプラン
  • 位置情報専用プラン
  • トランシーバプラン
  • かんたん位置情報サービスプラン
  • お便りフォトプランフラット

が対象となる予定です。

LTEユビキタスプランは2018年1月末に新規受付を終了するものの、割り当て開始の10月2日から受付終了までの間に加入した場合は020番号が割り当てられるようです。