I-O DATAは11月16日、Wi-Fiルーターの新製品「WN-AX2033GR」を発表しました。
11月下旬の発売が予定されています。
360コネクト搭載の無線LANルーターフラッグシップモデル登場! | IODATA アイ・オー・データ機器
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MU-MIMO、ビームフォーミングと「360コネクト」に対応
WN-AX2033GRはI-O DATAのフラッグシップ機という扱いで、先日「PLANT」ブランドの第一弾として発表されたWNPR2600Gと同様に
- IEEE 802.11acによる最大1733Mbpsの通信
- MU-MIMO
- ビームフォーミング
に対応しています。
加えてビームフォーミングは子機側の対応を必要としない「ビームフォーミングW」になり、旧機種のWN-AX1167GRでサポートされたものの「PLANT」ブランドの製品は対応していない「360コネクト」も搭載されています。
フィルタリングサービスを5年間無料で提供
機能面ではアクセスポイントモードでも適用される「ネットフィルタリング」を搭載し、購入から5年間は無料で利用できるとのことです。
(ただし今後のアップデートにて対応)
WPSによる旧ルーターからの設定移行も可能です。
WNPR2600G購入のメリットは
新ブランドの最上位モデルとして発表されたWNPR2600Gですが、WN-AX2033GRと比べると見劣りする感が否めません。
WNPR2600Gが勝っている点としては
- IEEE 802.11n利用時の通信速度(WNPR2600Gは5GHz帯/2.4GHz帯共に最大800Mbps、WN-AX2033GRは5GHz帯が最大600Mbps/2.4GHz帯が最大300Mbps)
- サイズ及び重量(WNPR2600Gは109x87x200mm/240g、WN-AX2033GRは180x120x180mm/410g)
- 消費電力(WNPR2600Gは11W、WN-AX2033GRは13W)
が挙げられますが、どうにも決定打に欠けるように思えます。