16コアRyzen搭載のマザーボード組込済Mini-ITXケース「MINISFORUM 790S7」が登場、クーポンで1万円超の値引きあり

2024年10月12日現在、Amazon.co.jpで「MINISFORUM JAPAN」が出品する「MINISFORUM 790S7」の予約注文受付が行われています。価格は88,980円(税込)で2024年10月30日に発売される予定です。2024年10月16日まで有効なクーポンが配布されており、同日までの予約注文時に適用することで16,906円の値引きを受けられます。

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MINISFORUM 790S7は容積7L(298×225×95mm)のケースにMini-ITXフォームファクタのマザーボード「BD790i SE」を組み込んだ製品です。MINISFORUMは過去にもラップトップ・ミニPC向けのプロセッサを搭載した「AD650i」・「AR900i」等のマザーボードを発売していますが、対応するケースに組み込んだマザーボードがMINISFORUMから発売されるのは今回が初と思われます。

内蔵されたBD790i SEは既に単体販売されている「BD790i」の下位モデルにあたり、搭載プロセッサがBD790iのAMD Ryzen 9 7945HXからRyzen 9 7940HXに変更されています。どちらもZen 4アーキテクチャのCPUを含む"Dragon Range"世代の製品でありコア数・スレッド数(16コア/32スレッド)に違いはありませんが、クロック周波数はRyzen 9 7940HXのほうがわずかに低くなっています。また、2基存在するM.2 SSDスロットがBD790iではPCI Express 5.0に対応していたのに対し、BD790i SEではPCI Express 4.0までの対応に変更されました。

映像出力端子はHDMI 2.0端子とDisplayPort 1.4端子が各1基備わり、グラフィックボードを装着しない場合でもRyzen 9 7940HXに含まれるRadeon 610MによりUSB Type-C端子と合わせて3画面の映像出力を行えます。USB端子は本体前面にUSB 3.2 Gen 2 Type-C端子とUSB 3.2 Gen 1 Standard-A端子を各1基搭載。背面にはUSB 3.2 Gen 2 Type-C端子が1基、USB 3.2 Gen 1 Standard-A端子が2基、USB 2.0 Standard-A端子が2基設けられています。

ネットワークインターフェイスは背面に2.5GBASE-T対応のRJ-45端子を1基備えるほか、マザーボード上のM.2 2230 Key Eスロットに無線LAN/Bluetoothモジュールを取付可能です。

ケースには400WのTFX電源が内蔵されており、BD790i SEのPCI Express 5.0 x16スロットを用いてLow Profile対応の拡張カードを装着することも可能です。Amazon.co.jpおよびMINISFORUM公式オンラインストアではNVIDIA GeForce RTX 4060と32GBのRAM、1TBのSSDを搭載した完成品も取り扱われています。