株式会社ピーアップは9月7日、スマートフォン「Mode1 RETRO」(MD-02P)の詳細と発売時期を公開しました。
【Mode1 RETRO発売に関して】 - Facebook
6月のティザーサイト公開から音沙汰なし
Mode1 RETROは今年6月にティザーサイトが公開されており、当初は「2017.7 Debut」とされていたものが「2017 Summer debut」に変更され、夏真っ盛りの7月・8月には何もアクションがない状態でした。
発売時期は9月下旬、当初はテルルで先行発売
9月7日になってようやく公式サイトとFacebookアカウントが更新され、発売の遅れに関する謝罪と発売時期が掲載されました。
発売は本格的な秋が近付く9月下旬で、同社が展開する携帯電話ショップ「テルル」で先行発売されるとのことです。
この度は、"2017 Summer Debut"としてご案内しておりましたAndroid端末、Mode1 RETROのテルル先行発売を9月下旬とさせて頂く事となりました。
ご案内Summerに違わぬよう、予定通りの発売に向けて準備を進めてまいったのですが、より良い品質で製品をお届けできるようソフトウェアの一部に改良を実施すべきと言う判断で設計変更を行い、上記日時での発売決定に至りました。
MediaTek製SoC搭載のエントリーモデル
公開された仕様は以下の通りです。
- SoC:MediaTek MT6737M(CPU:クアッドコア Cortex-A53 1.1GHz)
- メモリ:2GB
- 内蔵ストレージ:16GB
- ディスプレイ:3.5インチ IPS液晶(480x800ピクセル)
- サブディスプレイ:モノクロTNT液晶(109x32ピクセル)
- カメラ:800万画素
- インカメラ:200万画素
- 対応周波数(LTE):FDD-LTE Band1・3・8・19
- 対応周波数(3G):W-CDMA BandⅠ・Ⅵ・Ⅷ
- 対応周波数(GSM):クアッドバンド(850/900/1800/1900MHz)
- SIMカード:nanoSIM(1枚のみ、デュアルSIM運用不可)
- Wi-Fi:IEEE 802.11a/b/g/n
- Bluetooth:4.1
- 重量:141g
- バッテリー:1,650mAh(着脱可・単体販売あり)
Mode1 MD-01Pよりは一部が改善されているもののエントリークラスのスペックとなっており、特筆すべき点はサブディスプレイを搭載していること程度です。
MD-01Pが対応していたCDMA2000での通信機能は省かれており、FAQでも対応する通信事業者はドコモ・ソフトバンク・ワイモバイルとされています。
操作はタッチパネルとテンキーの併用
ティザーサイトの公開時点では「ハイブリッド型端末」という記述があり、現在の公式サイトにも「Hybrid Mobile」と記載されていますが、特別な操作方法などが実装されているわけではなくFREETEL MUSASHIなどと同じテンキー+タッチパネルでの操作になるようです。
申し訳ございません、一部アプリのみテンキー操作可能となっております。
テンキーで操作出来ないアプリに付きましては、画面をタッチして操作願います。
両面ディスプレイを搭載し畳んだ際は通常のスマートフォンのように操作できるMUSASHIや、スライドによりテンキーとタッチパネルを両立させていた2011~2012年頃のシャープ製スマートフォン、テンキー部を使った「タッチクルーザーEX」によりタッチパネル相当の操作を可能にしているAQUOS K・AQUOS ケータイといった他の製品と比べると、(同様の操作方法を採用しているLG Wine Smart LGS01のような例もありますが)単純な折り畳み構造の機種でのタッチ操作はやや難しいように思います。