ネットギアジャパン合同会社は2021年9月22日、無線LANルーター「RAX70」(RAX70-100JPS)・「RAX10」(RAX10-100JPS)がファームウェアアップデートでインターネットマルチフィード(MFEED)の「transix」および日本ネットワークイネイブラー(JPNE)の「v6プラス」に対応したことを発表しました。
また、告知に先立ち2021年9月15日から両機種を対象とするファームウェア v1.0.5.108の配信が開始されています。
待望のアップデート!IPv4 over IPv6サービス 「transix」「v6プラス」に、Nighthawk WiFi 6ルーター RAX70とRAX10が最新ファームウェアで対応。
RAX70 Firmware Version 1.0.5.108 | Answer | NETGEAR Support
RAX10 Firmware Version 1.0.5.108 | Answer | NETGEAR Support
いずれもIEEE 802.11ax(Wi-Fi 6)に対応する無線LANルーターで、RAX70は最大4,804 + 1,201 + 574Mbpsのトライバンド「AX6600」クラス、RAX10は最大1,201 + 574Mbpsのデュアルバンド「AX1800」クラスです。エントリーモデルであるRAX10は「Nighthawk」のブランドを冠していません。
今回配信が開始されたファームウェアを導入することで、NTT東日本・NTT西日本の「フレッツ 光ネクスト」および光コラボレーションモデルの各サービスにおいてtransixまたはv6プラスによるIPv4 over IPv6接続が可能となります。なお、両者と同じくDS-LiteまたはMAP-E方式を採用しているその他のサービスは正式にサポートされていないものの、DS-Lite利用時はtransixで用いられる以外のAFTRを手動で設定できるようになっています。
リリース内には以下の表記が見られることから、対応時期は明言されていないもののOrbiシリーズでもIPv4 over IPv6サービスへの対応が行われるようです。
ネットギアでは今後、NighthawkシリーズのみならずOrbiシリーズでも、IPv4 over IPv6に対応していく予定です。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000173.000029549.html
NETGEARの既存製品ではNighthawk AX12 RAX120(RAX120-100JPS)がtransix・v6プラスに、Nighthawk X10 R9000(R9000-100JPS)がtransixに対応しています。