「Nimaso」ブランドのUSB Type-C to Cケーブル「SJX001N1-L」について、使用感を簡単に述べてみたいと思います。
MATECH Sonicharge 61Wと同時期に購入しましたが、記事にするのを忘れていました。
Nimasoブランドでは複数のUSB Type-C to Cケーブルが販売されており、大まかな対応関係は以下のようになります。
型番(ケーブル色) | 対応規格 | Alt Mode映像出力 | 最大電力 |
SJX001N1-L(レッド) SJX001BL1-Z(ブラック) | USB 2.0 | 非対応 | 100W |
C3-1123A(レッド) SJX001GR-Z(グレー) | USB 3.0 | 非対応 | 60W |
C3-93L2A(ブラック) | USB 3.1 Gen 2 | 対応 | 100W |
今回購入したSJX001N1-LはUSB 2.0/USB PD 100W対応の製品で、上位モデルに比べると転送速度やAlternate Mode(Alt Mode)による映像出力がサポートされていない点で劣るものの、ナイロン素材・メッシュデザインのケーブル自体が比較的柔らかいため、ACアダプタやモバイルバッテリーとUSB Type-C端子搭載機器を接続する際の取り回しが(USB PD 100W対応を謳うケーブルとしては)容易です。
手元にあるUSB 3.1 Gen1/USB PD 60W対応のエレコム MPA-CC13A10NBKと比べると、曲げる際に多少力を要するMPA-CC13A10NBKに対し、SJX001N1-Lは幾分小さい力で曲げることができ、接続中の機器を動かしてケーブルが捻れた場合でもあまり抵抗を感じることがありません。
ただし、どちらにしてもある程度太いことに変わりはないので、通常のUSB 2.0ケーブルに比べると曲げにくいことは確かです。
プラグ部分のサイズもMPA-CC13A10NBKに比べるとコンパクトです。
(E-Markerはどちらにも内蔵されています)
転送速度はUSB 3.1 Gen 1/Gen 2対応の製品に比べて劣るものの、給電が主な用途であればその違いを感じることはないので、データ転送を必要としないACアダプタに繋いでおくような使い道には適しているのではないかと思います。