総務省の「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」において、三菱電機株式会社の「PR-600MI 又は M-HGW24N」及び「RX-600MI」が2019年3月20日付で工事設計認証を受けたことが掲載されています。
総務省 電波利用ホームページ | 技術基準適合証明等を受けた機器の検索(『PR-600MI』の検索結果)
総務省 電波利用ホームページ | 技術基準適合証明等を受けた機器の検索(『RX-600MI』の検索結果)
「PR-600MI」「RX-600MI」は既にWi-Fi Allianceのサイトに掲載されており、型番からNTT向けの三菱電機製ホームゲートウェイ(ひかり電話ルーター)になると思われます。
現在公開されている工事設計認証の情報ではどちらも「証明規則第2条第19号の3に規定する特定無線設備」 (5.2/5.3GHz帯) 、「第2条第19号の3の2に規定する特定無線設備」 (5.6GHz帯) となっており、2.4GHz帯の認証は通過していません。
RX-600MI(003-180301)は筐体の写真が資料として添付されており、背面にLAN端子4基・WAN端子1基・TEL端子2基・DC電源端子が存在することが確認できる他、現行のRS-500MI/RS-500KIに備わっている小型ONU挿入口と思しき部位も見られます。
PR-600MI(003-180302)はルーター部基板の写真が資料として添付されており、こちらもLAN端子4基・TEL端子2基とUNI接続用端子が確認できます。
その他の資料にはPR-600MI/RX-600MI共に4基のアンテナを搭載するとの表記があり、IEEE 802.11ac/80MHz幅/256QAMに対応する場合の通信速度は最大1,733Mbpsとなり現行500シリーズの最大1,300Mbpsを上回ります。