首掛け型Android端末「VITURE Pro ネックバンド」のレビューを掲載中。詳細はこちら

「XG-200SE」がWi-Fi Allianceの認証を通過、最大「BE19000」クラスのNTT向けWi-Fi 7ルーターで確定

2025年8月6日現在、Wi-Fi Alliance公式サイトのProduct Finderにおいて、NTT Corporationの「XG-200SE」が2025年8月5日付で認証を通過したことが公開されています。

Product Finder Results | Wi-Fi Alliance

スポンサーリンク

XG-200SEは2025年6月に住友電気工業株式会社の名義で工事設計認証を通過し、6GHz/5GHz/2.4GHz帯に対応するトライバンド構成の機器であることが判明していました。

過去のホームゲートウェイ・ひかり電話ルータと同じくNTT Corporationの名義でWi-Fi Allianceの認証を通過し、かつサブカテゴリが「Access Point for Home or Small Office」に設定されていることから、無線LAN機能を備えたホームゲートウェイ等の機器としてNTTへ供給されることが確定し、既存のXG-100NEと同じく「フレッツ 光クロス」契約者向け機器の可能性も高まったと思われます。

今回の認証対象プログラムにはWi-Fi CERTIFIED 7が含まれており、6GHz/5GHz/2.4GHz帯の各周波数とも4T x 4Rのアンテナ構成となっています。周波数帯ごとの最大帯域幅は6GHz帯が320MHz、5GHz帯が160MHz、2.4GHz帯が40MHzです。これにより、特定MCS(Modulation and Coding Scheme)の無効化などの理由がない限り、6GHz帯でWi-Fi 7(IEEE 802.11be)による最大11,529Mbps、5GHz帯で最大5,764Mbps、2.4GHz帯で最大1,376Mbpsの通信が可能な「BE19000」構成となります。

また、従来のホームゲートウェイ・ひかり電話ルータではサポートされていなかったWi-Fi EasyMesh(コントローラー)およびWi-Fi Enhanced Openも認証対象に含まれていることが確認できます。

2025年8月6日時点でNTT東日本の通信機器情報(Web116.jp)およびNTT西日本の機器情報ナビゲーションに掲載されているフレッツ 光クロス対応機器はXG-100NEのみです。

フレッツ 光クロス対応ホームゲートウェイ|通信機器トップ|Web116.jp|NTT東日本

【NTT西日本】OS関連情報 フレッツ 光クロス対応機器一覧 - 情報・通信機器 / 端末(個人・法人向け製品・サービス)