
株式会社瑞起は2026年3月26日、「Vividnode Mobile AI」を発表しました。クラウドファンディングサービス「Kibidango」にてプロジェクトページが開設されていますが、出資コースや金額などの詳細は同日現在未公開です。
Vividnode Mobile AIは小型の筐体にRISC-Vアーキテクチャのプロセッサを搭載し、ローカル環境でのAIモデル実行を念頭に置いて設計されたミニPCです。
搭載されているプロセッサは中国SpacemiT(进迭时空)の「K3」で、RISC-V RV64GCVBHの"X100" コンピュートコアを8基、RV64GCVBの"A100" AIコアを8基含んだ構造です。AI処理性能は60TOPSに達し、30Bパラメータのモデルにおいて10tokens/s超の出力が可能とのことです。モデルのデータ形式はBF16/FP16/FP8/INT8/INT4がサポートされています。

https://cdn-resource.spacemit.com/file/chip/K3/K3_brief_en.pdf
RAMの容量は32GB、規格は公開されていませんがK3がサポートしているLPDDR5もしくはLPDDR4Xのいずれかがオンボードで搭載されているものと見られます。ストレージは64GBで、M.2 2280形状のNVMe SSDを用いたアップグレードが可能です。
外部接続インターフェースはUSB Type-C端子を3基、10GbE対応LAN端子とGbE対応LAN端子を各1基備えるほかWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)とBluetooth 5.2に対応し、ディスプレイや入力機器に接続することで単体PCとしての運用、他のPCに接続することでAI処理性能を拡張する機器としての運用、既存のネットワークに接続することでLAN内AIサーバーとしての運用が可能です。
OSは瑞起が提供する「Vivid Linux AI」を搭載し、AIモデルと連携し様々な作業を自律的に行う「OpenClaw」やVividnode Mobile AI上のローカル環境で動作するモデルもプリロードされています。(想定仕様として公開されている画像にはモデル名としてQwen-30B・Qwen3-ASR-0.6B・FastVLM-0.5B・SenseVoiceの表記があります)
筐体サイズは125×88×28mm(重量非公開)、消費電力は約40Wとされています。
