ASRock、ストリーマー向けマザーボード「Z790 LiveMixer」・「B650 LiveMixer」を発表

ASRockは2022年10月12日、LGA1700マザーボード「Z790 LiveMixer」およびSocket AM5マザーボード「B650 LiveMixer」を発表しました。国内での販売予定や価格などは同日時点で明らかにされていません。

Born to Stream–ASRock Launches LiveMixer Series Motherboards

スポンサーリンク

今回投入される2モデルが初となる「LiveMixer」は配信用途を想定したシリーズで、Z790 LiveMixerはパープル系、B650 LiveMixerはオレンジ系のパターンがVRM・SSD・チップセットのヒートシンク部分やリアパネルに用いられています。

キーボード・マウス・ゲームパッドなどの入力機器、カメラ・ヘッドセット・マイクなどの映像・音声関連機器を接続するために多数のUSB端子を備えている点もLiveMixerシリーズ共通の特徴であり、リアパネルのUSB端子はZ790 LiveMixer・B650 LiveMixerとも合計14基に達します。ボード上には9基分USBピンヘッダが用意され、リアパネルと合わせて最大23基のUSB端子を確保することが可能です。

CPUおよびチップセットが備えるインターフェイスの制約上、内部では複数のハブを用いた分岐が行われています。マニュアル内のブロック図からはUSB 3.2 Gen 1の4ポートハブとしてASMedia ASM1074、USB 2.0の4ポートハブとしてGenesys Logic GL852Gの搭載が確認できます。

両モデルともPCI Express x16スロットはPCIe 5.0に対応せず、1基のM.2 SSDスロットのみPCIe 5.0を利用可能です。この他にZ790 LiveMixerでは最大4基、B650 LiveMixerでは最大2基のPCIe 4.0対応SSDを取り付けられます。無線LAN/Bluetoothモジュール用のM.2 Key Eスロットも用意されていますが、モジュールやアンテナは付属しません。

映像出力端子はリアパネルに各1基のHDMI 2.1端子およびDisplayPort 1.4端子を備える他、Z790 LiveMixerではケース内パネル接続用のeDPも用意されています。