ASUS、2.5GbE対応のゲーミングメッシュWi-Fi 6ルーター「ROG Rapture GT6」を投入予定

2022年8月22日現在、ASUSのグローバル版ウェブサイトにメッシュネットワーク製品「ROG Rapture GT6」の製品ページが掲載されています。価格や詳細な仕様などは明らかになっていません。

ROG Rapture GT6 | Gaming Networking|ROG - Republic of Gamers|ROG Global

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ROG Rapture GT6は製品概要の一部と外観が公開されているのみですが、ページ内に「ultrafast speeds of up to 10,000 Mbps.」との表記が見られること、かつ公開されている範囲のFCC認証資料と合わせると5GHz帯1でIEEE 802.11ax(Wi-Fi 6)による最大4,804Mbps(4ストリーム/160MHz)、5GHz帯2で同4,804Mbps(4ストリーム/160MHz)、2.4GHz帯で同574Mbps(2ストリーム/40MHz)の通信に対応するトライバンド「AX10000」クラスの製品であると思われます。

「AX10000」クラスの製品としては過去にTP-Link Archer AX10000が存在しました。こちらは「AX11000」クラスのArcher AX11000から2.4GHz帯の通信速度を制限して差別化を図ったモデルであり、2.4GHz帯の空間ストリーム数はROG Rapture GT6よりも多い4ストリームです。

1基のWAN端子は2.5GBASE-Tに対応し、3基のLAN端子は1000BASE-Tまでの対応に留まるようです。この他に1基のUSB 3.0 Standard-A端子が存在します。「Triple-Level Game Acceleration」、「AiProtection Pro」といった表記があることから、利用可能な機能は従来のASUS製ゲーミングルーターと同様のようです。

過去に投入されたROG Raptureシリーズの無線LANルーターでは大型の外部アンテナが目立つデザインを採用した例(GT-AX6000GT-AX11000シリーズ等)が多いものの、ROG Rapture GT6は同シリーズでは極めて珍しく外部アンテナの露出を控えたデザインとなりました。ただし筐体前面のドット状ロゴ、各所にあしらわれた「JOIN THE REPUBLIC」等の文字、全体に見られるスリットパターンなどは他のROG Raptureシリーズと共通であり、「ZenWiFi」シリーズや他社のメッシュネットワーク製品ほど落ち着いた外観とは言えません。筐体色はブラック・ホワイトの2種が確認できます。