auひかりマンションにG.fast採用で高速化した「タイプG」

KDDI株式会社は10月4日、集合住宅向けインターネット接続サービス「auひかりマンション」に「タイプG」を追加することを発表しました。

11月1日より提供される予定です。

auひかりマンション「タイプG」を提供開始 | インターネット | au

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auひかりマンションの既設電話回線を利用したサービスとしてはVDSL方式の「タイプV」が存在しますが、「タイプG」ではVDSLに代わって同じく電話回線を使用する「G.fast」が採用されています。

G.fastは電話回線を介して最大1Gbpsクラスの通信を実現する規格で、「タイプG」でも下り通信速度は最大644Mbps、上り通信速度は最大166Mbpsと、VDSLに比べて大幅な速度向上が図られています。

国内ではNECマグナスコミュニケーションズが2018年6月にG.fast対応機器の販売を開始している他、UCOM光 レジデンスでG.fastの採用例があります。

「タイプG」は当初首都圏と関西の一部マンションから提供を開始し、順次エリアを拡大する予定とされています。

G.fast対応モデムに加えて、既に「auひかり ホーム」で提供中のIEEE 802.11ax(Draft)対応ホームゲートウェイ「BL1000HW」も提供されます。