auより発売されたGalaxy S10 SCV41・Galaxy S10+ SCV42を対象に、Android 10へのOSアップデートが1月15日から提供される予定です。
Galaxy S10(ギャラクシー エステン)SCV41 OSアップデート情報 | 製品アップデート情報 | au
Galaxy S10+(ギャラクシー エステンプラス)SCV42 OSアップデート情報 | 製品アップデート情報 | au
海外で販売されているGalaxy S10/S10+は当初よりIEEE 802.11ax("Wi-Fi 6")に対応していますが、国内向けのモデルはドコモ版(SC-03L/SC-04L/SC-05L)・au版(SCV41/SCV42)のいずれもIEEE 802.11axに対応しない状態で発売され、後日のアップデートで対応予定とされていました。
今回のOSアップデート概要および「OSアップデートにおける主な機能追加・変更/削除/初期化項目について」にはIEEE 802.11axに関する記述は見られないものの、Android 10向けの取扱説明書[詳細版](SCV41・SCV42)内「主な仕様」の項で「無線LAN(Wi-Fi)機能」が「IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax準拠」となり、IEEE 802.11ax/nが2.4GHz帯/5GHz帯の両方に対応する旨の記述が追加されています。
(Android 9版の取扱説明書では『IEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠』)
無線LAN(Wi-Fi®)機能 IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠※3
https://www.au.com/content/dam/au-com/guide/document/scv42_torisetsu_shousai_android_10.pdf
発売より半年以上が経過したものの、公約通りアップデートによるIEEE 802.11ax対応が果たされたと見て差し支えないようです。
なお、au版のGalaxy Note10+ SCV45も同じく2020年1月にAndroid 10へのアップデートに伴うIEEE 802.11axへの対応が予定されています。
ドコモ版のGalaxy S10 SC-03L・Galaxy S10+ SC-04+・Galaxy S10+ (Olympic Games Edition) SC-05Lは2020年1月23日より提供されているAndroid 10へのアップデートでIEEE 802.11axに対応します。
楽天モバイル版のGalaxy S10 SM-G973CについてはAndroid 10を搭載した状態でWi-Fi CERTIFIED 6およびWPA3-Personal/Enterpriseを含む認証を受けており、ドコモ版・au版と同様にAndroid 10へのアップデートでIEEE 802.11axに対応すると思われます。