バッファロー、有線LAN機器をWi-Fi接続できる「WI-UG-AC866/N」を発売・約10年ぶりのWLI-UTX-AG300/C後継品に

2022年11月16日現在、Amazon.co.jpでバッファローの無線LANアダプタ「WLI-UG-AC866/N」の予約注文受付が行われています。価格は6,980円(税込)で2022年11月21日に発売される予定です。

WI-UG-AC866/N : Wi-Fiアダプター | バッファロー

※2023/04/26追記:2023年5月にはAmazon.co.jp以外の販路向けに「WI-UG-AC866」が発売される予定です。仕様は本記事で取り上げているWI-UG-AC866/Nと変わりません。

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WLI-UG-AC866/Nは5GHz帯でIEEE 802.11ac(Wi-Fi 5)による最大866Mbps(2ストリーム/80MHz)、2.4GHz帯でIEEE 802.11n(Wi-Fi 4)による最大300Mbps(2ストリーム/40MHz)の通信に対応するデュアルバンド「AC1200」クラスの製品です。

背面に1000BASE-T/100BASE-TX対応のRJ-45端子を搭載。有線LAN端子を搭載する機器とLANケーブルで接続、当該機器のUSB端子やUSB電源アダプタから給電を行い、有線LANのみ対応の機器をWI-UG-AC866/N経由で無線LANに接続することができます。nasne NS-N100の製品情報ページでもオプションとしてWI-UG-AC866/Nが紹介されており、nasneの無線化やテレビ・レコーダーの無線接続が用途として想定されているようです。

なお、1000BASE-Tで接続する場合はUSB 3.2 Gen 1(USB 3.0 / USB 3.1 Gen 1)端子から4.5W(5V/0.9A)給電を行う必要があり、USB 2.0の2.5W(5V/0.5A)環境で利用する際は本体の受電モードスイッチを切り替えてLAN端子を100BASE-TXに制限することになります。

同一コンセプトの製品としては2012年に発売されたWLI-UTX-AG300/Cが現在も販売されており、およそ10年ぶりの後継品登場となりました。IEEE 802.11acと1000BASE-Tのサポートにより通信速度が向上した他、利用する周波数帯を本体のスイッチで固定できるようになった点がWLI-UTX-AG300/Cからの大きな変更点です。