
株式会社バッファローは2025年5月21日、ネットワークスイッチ「LXW-10G5」を発表しました。価格はオープンで2025年6月上旬以降に出荷が開始される予定です。Amazon.co.jpでは簡易パッケージの同等品であるLXW-10G5/Nが35,980円(税込・2025/05/21時点)で注文可能な状態となっています。
LXW-10G5は10GBASE-T(IEEE 802.3an)および5GBASE-T/2.5GBASE-T(IEEE 802.3bz)に対応するRJ-45端子を5基備えたアンマネージタイプのL2スイッチです。型番が法人向けの「BS」ではなく「LXW」から始まる個人向け製品との位置付けで、バッファローの個人向けスイッチでは初の全ポート10GbE対応モデルとなります。スイッチングファブリックは100Gbps、MACアドレステーブルは約16,000件です。
10GBASE-Tの利用によって生じる発熱に対応するため放熱効率の高い金属製の筐体を用い、さらに温度上昇時のみ回転する「スマート冷却ファン」が搭載されています。最大消費電力は27.0Wで、同じく10GBASE-T×5構成のファンレスモデルであるTP-Link TL-SX105/DS105Xの21.4Wに比べるとやや高くなっています。
筐体外寸はW180×H34×D145mm、重量は約0.9kgです。RJ-45端子とDC電源端子は背面に配置されており、前面にはEEE(IEEE 802.3az)・フローコントロール・ループ検知のオン/オフ切り替えスイッチと動作状況を知らせるLEDが存在します。
なお、より端子数の多いモデルとして8ポート構成・最大消費電力40.0Wの「LXW-10G8」が存在し、こちらは近日発売予定とされています。