2022年11月15日現在、TP-Linkのグローバル版ウェブサイトにおいて「TP-Link EasyMesh Devices」の一覧表が公開されています。
TP-Link EasyMesh Devices | TP-Link
今回公開された一覧によると、2022年11月に発表されたIEEE 802.11be(Wi-Fi 7)対応ルーターのArcher BE900・Archer BE800・Archer BE550・Archer GE800はすべてEasyMeshに対応する他、以下の既存製品についてもファームウェアアップデートでEasyMeshへの対応を行う計画があるとされています。
- 無線LANルーター
- Archer AXE300 V1
- Archer AX73 V1
- Archer AX55 V1 / Archer AX53 V1
- Archer AX23 V1 / Archer AX20 V2
- Archer AX10 V1
- Archer A8 V1
- Archer C80 V1
- Archer C6U V1 / Archer C6 V3 / Archer A6 V3
- Archer C64 V1 / Archer A64 V1
- 中継機
- RE900XD V1
- RE815XE V1
- RE715X V1 / RE705X V1 / RE700X V1
- RE605X V1 / RE600X V1
- RE505X V1 / RE500X V1
- RE650 V2
- RE550 V1
- RE450 V4
ただし既存製品のEasyMesh対応は確定したものではなく、対象となる製品は今後変更される可能性があるとのことです。(上記のリストは2022年11月15日時点のものを参照しています)
2022年現在、TP-Linkの無線LANルーター(Decoシリーズを除く)・中継機におけるメッシュネットワーク構築機能は2019年に導入された独自仕様の「OneMesh」が基本となっており、Wi-Fi EasyMeshのサポートは通信事業者向け製品の一部に留まっています。しかしながら2022年1月のCES 2022以降、Archer AXE200 Omniなど新製品の情報に「EasyMesh」の文言が現れていました。
EasyMeshに対応したTP-Link製品は他社のWi-Fi EasyMesh対応製品と組み合わせられる他、OneMeshでは行えなかったルーター+ルーターでのメッシュネットワーク構築も可能になります。なお、EasyMesh利用時の有線バックホール接続については既存製品のEasyMeshサポートと同様に"Planned"扱いとなっています。