CNSが最大50Gbpsのインターネット接続サービスを開始、Wi-Fi 7/OpenRoamingと合わせて鈴鹿サーキットへ導入

株式会社ケーブルネット鈴鹿(CNS)は2026年2月27日、最大50Gbpsの通信が可能なインターネット接続サービスの開始を発表しました。2026年3月1日より三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットへ提供される予定です。

日本初!光50Gインターネットサービス開始! | お知らせ | CTY・CNS

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今回CNSが提供を開始するサービスの通信速度は最大50Gbpsであり、同じくCCJグループに属する株式会社エヌ・シィ・ティ(NCT)が同日発表したものと合わせて日本国内の商用サービスでは初の50Gbpsメニューと謳われています。CNSが既に提供中の最大10Gbpsもしくは1Gbpsのサービスと異なり、2026年3月のサービス開始時点では一般ユーザーへの提供は行われず、料金体系も非公開です。

50Gbpsのサービスを構成する機器の情報はCNSから公開されていないものの、NCTのウェブサイトで公開されているCNSおよびシンクレイヤ株式会社との連名リリースではOLTのシンクレイヤ MA5800-X7に50G-PONカードを装着し、50G-PON ONUと組み合わせた構成が示されています。2025年にCNSが実施した50G-PONのフィールドテストではZTE製の50G-PON OLT/ONUが用いられていましたが、何らかの理由でNCTおよびシンクレイヤが実施したフィールドテストと同じ構成に統一されたものと思われます。

シンクレイヤから公開されている範囲の仕様や外観からOLTはHUAWEI SmartAX MA5800-X7、ONUは同 OptiXstar M990に相当するハードウェアと見られます。OptiXstar M990は2基の25GbEインターフェースや同じく2基の10GbEインターフェースなどを備え、50G-PONがもたらす最大50Gbpsの帯域を複数台の機器で共有できる構成です。

サービス開始時点で唯一の提供先となる鈴鹿サーキットではWi-Fi 7(IEEE 802.11be)対応アクセスポイントの整備とOpenRoamingの導入が行われ、CNSの50GbpsサービスをバックボーンとしOpenRoamingによる自動認証・接続が可能な公衆無線LANサービス(SUZUKACIRCUIT_OpenRoaming)が提供される予定です。

OpenRoaming|鈴鹿サーキット

鈴鹿サーキット FREE Wi-Fiに国内初・最大50Gbps対応超高速通信を導入(ホンダモビリティランド株式会社)

また、三重県四日市市などでケーブルテレビやインターネット接続サービスを提供しているCCJグループの株式会社シー・ティー・ワイ(CTY)でも準備が整い次第同様のサービス開始が予定されているとのことです。