株式会社エヌ・シィ・ティ(NCT)およびシンクレイヤ株式会社は2025年1月14日、最大50Gbpsの通信に対応するFTTHサービスのフィールド実証を開始する旨を発表しました。
国内初!FTTH50Gbps規格の フィールド実証を2025年1月開始 | エヌ・シィ・ティ(NCT)|新潟県中越・県央エリア
国内初!50Gbps超高速インターネットをPONで実現2025年1月よりフィールド実証開始 | シンクレイヤ株式会社
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今回のフィールド実証は2025年1月からNCTが所在する新潟県中越地域・県央地域で実施され、終了時期は未定です。日本国内における最大20Gbpsを上回るサービスの実証試験は株式会社オプテージがNokia製25G PON機器を用いて行った事例(2024年度)がありますが、50Gbpsクラスのものは今回の事例が初めてです。
実証に用いられる機器のうち、局舎側に設置されるOLT(Optical Line Terminal)はシンクレイヤが取り扱う「MA5800-X7」に"50G PON&XGS PON Comboカード"を装着したものとなっています。MA5800-X7はHuawei SmartAX MA5800-X7に相当すると思われ、最大7枚のPONインターフェイスカードによる構成が可能です。
ユーザー側に設置されるONU(Optical Network Unit)の型番は明記されていませんが、外観および対応インターフェイスからHuawei OptiXstar M990相当品と見られ、25GbE対応のSFPスロット、10GbE対応のSFPスロット、GbE対応のRJ-45端子が各2基備わっています。