行動範囲にあったダイドードリンコの自動販売機が非接触電子マネー・QRコード決済に対応していたため、「LINE Pay」のQRコード決済を試してみました。
今回確認したのはダイドーが展開している自販機の内、スマートフォンアプリとの連動に対応している「Smile STAND自販機」です。
ダイドーの公式サイトでは一部の自販機が対応する電子マネーとして交通系ICカードとnanaco・WAON・楽天Edyが挙げられていますが、当該自販機にはカラーディスプレイとボタンを備える決済端末が取り付けられており、交通系IC・nanaco・WAON・楽天Edyに加えてiD・QUICPay+、およびLINE Pay・WeChat Pay・AlipayのQRコード決済がサポートされていました。
端末は業界団体の日本自動販売協会(JAMA)が推奨端末としている日本コンラックス製「ME-10」と思われます。
商品のボタンを押し、決済端末でQRコード決済を選択するとディスプレイにQRコードが表示されます。
注意が必要な点として、ここで表示されるQRコードはLINE Payアプリの「コードリーダー」で読み取ることができないものとなっており、読み取ろうとすると非対応の形式である旨のエラーメッセージが表示されます。
LINEの友だち追加画面から利用できるものなど、LINE Payアプリ外の一般的なQRコード読み取り手段を用意する必要があります。
QRコードを読み取るとウェブブラウザが開き決済を行える状態となります。
決済の流れは概ねこちらの動画と同様で、LINEポイントでの支払いも可能です。
では、気を取り直して…
— こばやん (@chikuwa328) December 30, 2019
もう一度言いますが、LINE Payアプリだと直接決済できませんので、LINEのバーコードリーダーでスキャンしてください。
今回も決済までに1分以上かかりました… pic.twitter.com/kORXaWwE5O
使用した感想は「決済完了までの手間があまりに長い」という一点に尽き、非接触電子マネーでの決済はともかく現状の方式におけるQRコード決済利用時の利便性には疑問を抱かざるを得ません。