Broadcom、6GHz帯("Wi-Fi 6E")対応のモバイル機器向けチップセットを発表

Broadcomは2月13日、無線LAN/Bluetoothチップセット「BCM4389」を発表しました。

Broadcom Announces World’s First Wi-Fi 6E Chip for Mobile Devices

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2019年に発表されSamsung Galaxy S10シリーズで採用されたBCM4375と同じく、IEEE 802.11axとBluetooth 5.0に対応するモバイル機器向けのコンボチップセットです。

従来の5GHz帯/2.4GHz帯に加え、Wi-Fi Allianceが2020年1月に「Wi-Fi 6E」として発表した6GHz帯でのIEEE 802.11axの運用もサポートされます。

アクセスポイント側のチップセットでは既にBCM6755BCM6710などが6GHz帯をサポートするとされており、今回のBCM4389追加によりクライアント側での6GHz帯対応機器の登場が予想されます。