エレコム株式会社の公式サイトに無線LANルーターの新製品「WRC-1750GSV」が掲載されています。
11ac 1300+450Mbps 無線LANギガビットルーター - WRC-1750GSV
6月3日現在、製品ページは公開されていますがニュースリリースや製品一覧には掲載されていません。
※2018/6/5追記:6月5日にニュースリリースが公開されました。
[News] インターネット回線がより快適になる、フレッツ光・光コラボ IPv6(IPoE)に対応!11ac対応無線LANギガビットルーターを発売
主な仕様は以下の通りです。
- 対応規格(無線・5GHz帯):IEEE 802.11ac/a/n
- 対応規格(無線・2.4GHz帯):IEEE 802.11b/g/n
- 最大通信速度:1,300Mbps(5GHz帯) / 450Mbps(2.4GHz帯)
- MU-MIMO:対応
- ビームフォーミング:対応
- LAN端子:4基(100BASE-TX/1000BASE-T)
- WAN端子:1基(100BASE-TX/1000BASE-T)
- USB端子:なし
- 重量:370g
これらの仕様は2018年1月に発売された現行製品のWRC-1750GSと共通です。
特筆すべき点として、エレコムの個人向け無線LANルーターとして初めてIPv6 IPoEによるインターネット接続に対応したことが挙げられます。
機能一覧にはv6プラスとtransixが記載されており、MAP-E及びDS-LiteによるIPv4 over IPv6通信にも対応しているようです。
既にバッファローとアイ・オー・データ機器はMAP-E/DS-Lite対応製品を販売しているため、国内の無線LANルーター市場でシェア上位を占める国内メーカー4社の内、自社ブランドで市販される個人向け製品にMAP-E/DS-Lite対応製品が含まれないのはNECプラットフォームズのみとなりました。
(NECプラットフォームズ製品では市販されていないWG1810HP(MF)・WG1810HP(JE)や、Atermブランドを冠さないドコモ光ルーター 01がMAP-E/DS-Liteに対応しています)
※2018/6/4追記:本記事を投稿した翌日、NECプラットフォームズよりMAP-E/DS-Liteに対応するルーター3機種が発表されました。